困難な自由―増補版・定本全訳 (叢書・ウニベルシタス)

  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (423ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588009051

作品紹介・あらすじ

600万のユダヤ人殲滅という歴史的経験をへて、西洋哲学はなおいかに存続しうるのか? 戦後の倫理思想を根底から転回させた〈他者〉の哲学者が、トーラーやタルムードなどユダヤの伝統に立ち、スピノザ、ヴェイユ、ローゼンツヴァイクほか一連の重要人物を読み解きつつ、現代においてユダヤ人/知識人であることの意味を模索したもう一つの主著。1976年版の定本に依拠した初の完訳、ついに刊行。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    600万のユダヤ人殲滅という歴史の災禍を経てなお、哲学はどのように存続しうるのか?
    戦後の倫理学に根本的転回をもたらした“他者”の哲学者が、トーラーやタルムードなどユダヤの伝統に立ち、スピノザ、ヴェイユ、ローゼンツヴァイクほか一連の重要人物を読み解きながら、ユダヤ教思想の現代的意味を模索したもう一つの主著。

    [ 目次 ]
    1 悲壮の彼方
    2 註解
    3 論争
    4 開口
    5 隔たり
    6 いまここで
    7 署名

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


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著者プロフィール

合田 正人 1957年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京都立大学大学院博士課程中退、同大学人文学部助教授を経て、現在、明治大学文学部教授。主な著書:『レヴィナス──存在の革命へ向けて』『レヴィナスを読む』(ちくま学芸文庫)、『ジャンケレヴィッチ』(みすず書房)、『フラグメンテ』(法政大学出版局)、『入門ユダヤ思想』(ちくま新書)、主な訳書:レヴィナス『全体性と無限』(国文社)、同『存在の彼方へ』(講談社学術文庫)、同『われわれのあいだで』『聖句の彼方』『神・死・時間』『歴史の不測』、デリダ『ユリシーズ グラモフォン』、『ベルクソン講義録 全四巻』、セバー『限界の試練』(以上、法政大学出版局)、アド『ウィトゲンシュタインと言語の限界』(講談社)ほか。

「2022年 『困難な自由〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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