フロイトの伝説 (叢書・ウニベルシタス 910)

  • 法政大学出版局
4.00
  • (1)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 4
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588009105

作品紹介・あらすじ

フロイトのテクストは回帰する──永遠に不気味な魅惑として。言語の天才、デリダの親友の批評家サミュエル・ウェーバーが、精神分析それ自体の来歴と葛藤の源泉を驚くべき精緻さで読み解く、脱構築批評の代表作。「不気味なもの」をはじめとするフロイトの諸論考、ホフマン『砂男』等の文学作品が、言語と人間の劇としての比類ない深さで現れる。訳者との往復書簡(邦訳オリジナル)も付す。

著者プロフィール

1940年ニューヨーク生まれ。ノースウェスタン大学教授。ポール・ド・マンに師事し,ホルクハイマー,アドルノ,ベンヤミン,フロイト,ラカン,デリダ等を研究する中で思想を形成。哲学,精神分析,文学批評,演劇等,幅広い分野で活動を展開する。政治経済,戦争,歴史,メディア問題など「アクチュアルな」問題にコミットする一方,それゆえにこそ古典的テクストの脱構築的読解を実践し続けている。アドルノやデリダの翻訳者でもある。多数の著述がありながら日本ではまだあまり注目を受けていない思想家で,まとまった邦訳は論文集『破壊と拡散』(月曜社)のみ。その他,主な著作に『フロイトへの回帰』『バルザックを脱梱包する』『制度と解釈』『メディオーラス』『臨機標的』『暴力,アイデンティティ,自己決定』(共編)『宗教とメディア』(同),最新刊に2008年刊行の『ベンヤミンの諸可能性』がある。

「2009年 『フロイトの伝説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

サミュエル・ウェーバーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×