アルペイオスの流れ: 旅路の果てに〈改訳〉 (叢書・ウニベルシタス 1078)

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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588010781

作品紹介・あらすじ

海から出て、やがて辿り着く新しい岸辺でふたたび川となるアルペイオスの流れ。詩と文学、幻想とイメージ、遊び、自然、様々な物との出会いから一個の〈石〉へ、そして、挿話的な種としての人類という岸辺へ。ギリシアの川神に託して自らの思想の遍歴を語る自伝的作品の傑作。著者最後の書き下し。マルセル・プルースト賞受賞作品。没後40年を記念して改訳版刊行。

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著者プロフィール

(Roger Caillois)
1913年、フランスのマルヌ県ランスに生まれる。エコール・ノルマルを卒業後アンドレ・ブルトンと出会い、シュルレアリスム運動に参加するが数年にして訣別。38年バタイユ、レリスらと「社会学研究会」を結成。39–44年文化使節としてアルゼンチンへ渡り『レットル・フランセーズ』を創刊。48年ユネスコにはいり、52年から《対角線の諸科学》つまり哲学的人文科学的学際にささげた国際雑誌『ディオゲネス』を刊行し編集長をつとめた。71年よりアカデミー・フランセーズ会員。78年に死去。思索の大胆さが古典的な形式に支えられたその多くの著作は、詩から鉱物学、美学から動物学、神学から民俗学と多岐にわたる。邦訳に、『戦争論』、『幻想のさなかに』(以上、法政大学出版局刊)『遊びと人間』、『蛸』、『文学の思い上り』、『石が書く』など多数。

「2018年 『アルペイオスの流れ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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