遊戯II: 日本小史と最新の研究 (ものと人間の文化史 134-2)
- 法政大学出版局 (2021年4月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
- / ISBN・EAN: 9784588213427
作品紹介・あらすじ
前作を刊行してから15年の間に新たにわかったこと、発見されたことを中心に、遊びの歴史を描く。とくに前作では言及しなかった中国や朝鮮、インドの遊びについて大きな紙幅を割き、シルクロードを経て日本に到達する過程も考察した。日本に関しては高校生のアンケート調査から、携帯ゲームやテレビゲームが普及し、伝統的な百人一首やかるたなどが凋落した近年の動きを報告する。
感想・レビュー・書評
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【書誌情報】
『遊戯II ――日本小史と最新の研究』
増川 宏一:著
四六判 / 310ページ / 上製
価格 3,630円 (消費税 330円)
ISBN:978-4-588-21342-7 C0322
[2021年05月 刊行]
前作を刊行してから15年の間に新たにわかったこと、発見されたことを中心に、遊びの歴史を描く。とくに前作では言及しなかった中国や朝鮮、インドの遊びについて大きな紙幅を割き、シルクロードを経て日本に到達する過程も考察した。日本に関しては高校生のアンケート調査から、携帯ゲームやテレビゲームが普及し、伝統的な百人一首やかるたなどが凋落した近年の動きを報告す。
〈isbn978-4-588-21342-7.html〉
【目次】はじめに
第一章 遊びの日本小史
1 先史時代
2 古代
3 中世
4 近世
5 近現代(一)
6 近現代(二)
第二章 一六世紀の囲碁・将棋
1 最初の専業者
2 一六世紀の囲碁
3 一六世紀の将棋
4 普及の功労者
5 本因坊の生活(一)
6 本因坊の生活(二)
7 俸禄拝領
第三章 盤上遊戯の新知見
1 六博
2 柶戯
3 囲碁
4 雙六
5 将棋
6 絵双六
7 連珠およびその他の盤上遊戯
第四章 他の遊戯の新知見
1 樗蒲
2 馬吊
3 麻雀
4 花札・かるた
5 中国の骨牌と朝鮮の闘銭
6 ヨーロッパのカード(一)
7 ヨーロッパのカード(二)
第五章 海外の研究
1 古代の遊戯盤
2 三六枡目盤と二〇枡目盤
3 インドの盤上遊戯
4 チャトランガとチェス
5 バクギャモン
6 パトリ
7 その他のゲーム
終章 独自の研究と課題
1 博徒と賭博
2 次の世代
3 独特の研究(一)
4 独特の研究(二)
5 遊戯の断絶
6 今後の課題
おわりに
参考文献
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