杉 1 (ものと人間の文化史 149-1)

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  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588214912

作品紹介・あらすじ

わが国の固有種である杉は「木の文化」の主役として古くから日本人の生活に関わってきた。その生態、天然分布の状況から各地の栽培・育種、利用にいたる歩みを弥生時代から今日までの人間の営みの中で捉え直す。近世における秋田杉、北山杉、吉野杉などの産地形成の経緯、藩による林業の育成と禁制、戦争や災害による荒廃、国有林や民有林の消長などにわたり、わが国林業史の展望の下に描き出す。〔植物文化史・環境〕

著者プロフィール

1937年、岡山県に生まれる。1956年から1993年まで大阪営林局で国有林における森林の育成・経営計画業務などに従事、1993~2003年3月まで近畿大学総務部総務課に勤務。2003年より2009年まで(財)水利科学研究所客員研究員。1993年第38回林業技術賞受賞。

「2018年 『和紙植物』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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