女の子と男の子の本 4 愛すること生きること

  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (79ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591005613

感想・レビュー・書評

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  • 「女の子」で図書館蔵書を検索して借りてみた本のうちの1冊。

    1984年発行だったのでずいぶん考え方の古い本かと思ったけれど、好きになる対象として「異性」という言葉が羅列されていること以外は概ねよかった。
    終盤の方ではあったものの、同性愛についてもきちんと触れられていた。

    最後はさまざまな背景の大人が、読者として想定されている思春期の子供たちに向けた手紙、という興味深い試みになっており、どんな考え方、どんな生き方も肯定されている感じがして好印象だった。

    女の子らしいこと、男の子らしいこと、もてること、よりも自分の特徴を理解して大事にしてほしい、
    自分の考えや思いをきちんと伝えること、またそれを尊重しあえる関係の素晴らしさ
    を終始伝えてくれていてよかった。

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