- Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591008706
感想・レビュー・書評
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本書の中から(1)「小さなお客さん」
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国語の教科書かなんかで読んでから本を買って読んだ覚えがある。また読んでみたいな。
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松井さんの空色のタクシーには色々なお客さんが乗ってきます。不思議な話の中にはちょっぴり怖いものもありました。どんな生き物も命があるんですよね。金子みすずの詩が浮かんできます。街はすっかり新しくなるけれど、戦争で子供を失った悲しみはずっとその時のまま…そんな辛い想いが迫ってくる話もありました。くま紳士の話も切ないです。人間だけが選ばれた動物だなんて愚かな思い上がりですね。最後のお話はすごく楽しい。松井さんって…そうだったの!?挿し絵が懐かしい。味のある絵が素敵です。
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【ほっこり芋】
講演に来て下さっていて、車のいろは、本当は黒だったそうです。タイトルを決める時、「車の色は?」と聞かれて「空の色」と言ったことで決まったというお話しでした。人も動物も同じという作者の気持ちが詰まった作品です。
大分大学 ニックネーム:空色 -
教科書にのっていた、「白いぼうし」をふと思い出して、おじいちゃんに夏みかんを頼んでしまった。
小さい時にプリンさんが読み聞かせてくれた本。
「ぼうしねこはほんとねこ」も好きだった。
だいぶあとになって自分で読むようになり、終盤で初めて戦争の話が入っていたことを知った。 -
【所持】教科書で読んだ『白いぼうし』が好きで忘れられなくて購入。ほんわかな話がいいです。
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タクシーの運転手、松井さんが、さまざまな変わったお客さんを乗せる物語。くましんしのお話は「ぽんぽこ」を思い出させますね(笑)。
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色んなお客さん(人間に限らない)を乗せて、不思議な道行きになるタクシー運転手が主役の童話。
地味な主役もあるものだ、と幼心に思った記憶がある。お客さんの方が特徴があり、それによって道も変わる。派手なことをしなくても、色とりどりの経験はできる。むしろ、その方が日常を彩る良い智慧なのかもしれない。 -
古本で購入
ポプラ社文庫
フォア文庫B レベル -
この本は小学生の時に買った本で久しぶりに読んでみたいと思って読んでみた。しかし小学生が読むような本だったのであまり面白いとは思わなかった。
この話は子供が青い車を見て空のいろに見えるという話しである。実際は車の色が空のいろに見えるのではなく、元から車がそらいろの車だったんのである。そんなことは子供にはどうでもよくって車が空みたいっていう発見を見つけたことが重要で大切で面白いことなんだとわかりました。
子供のころに見たものや考えたこと、クセになったもの、身に付けたものが大人になった時の基盤ができてるとか言いますが本当にそうなんだと思いました。なんか子供のころに戻った見たいでちょっと新鮮でした。