- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591010136
感想・レビュー・書評
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私はズッコケシリーズがチンジャオロースぐらい好きなのです。
昔はズッコケファンクラブという組織?が存在していて(今はわかりませんが)それに入るためにほとんど読み漁ったものです。(ズッコケファンクラブに入るには入団テスト?みたいなものがあってそのテストの内容はズッコケの本を全巻よまないと解けないのです)
しかし全巻は読めませんでした・・・・。つまりファンクラブにも入っていません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ズッコケ三人組元祖の本。
短編式でそれぞれ違うストーリーで描かれている。
それぞれの性格に着目されており、まさしくズッコケ三人組入門の本だなと感じた。 -
#それいけズッコケ三人組
#那須正幹
#ポプラ社
#児童書
#読了
やっと読みました名作。軽いと思いきや、けっこう内容ギッシリ!これ読める子だいぶ読解力あるんじゃないでしょうか。5分後とか54字とかそういうのしか読まない子が増えてるけど、ある程度の量を読み切ることが読書の醍醐味な気がします… -
約25年ぶりに読んだ一作目。
那須さんは私の子供時代の御三家作家の一。
那須さんのお名前は信頼のブランドだ。
小学生のときに出会ったズッコケは、八割読んだところで大人になり、二十代で仕事をやめて時間ができてから、残る数冊を読んでコンプリートした。どこから読んでもいいのもありがたい。中年シリーズも読んだ気がする。
今夏、久しぶりに読みたくなり、好きだった忍者編を読んだので、今冬は原点に戻って一作目を手に取った。
(実家にポプラ文庫のズッコケが全巻あるから、今後は帰省のお供になるかも)
感想としては、一作目から本当に完成度が高くて、大興奮。
キャラクターも世界観も完成しているし、那須さんのストーリーのメリハリの付け方が巧くて、読んでいると心地よくてやめられなくなる。依存症のようだ笑。
一作目の特徴は、シリーズ唯一の短編集だということ。
それも、一編ずつを膨らませて長編になりうる面白い作品ばかり。
読み味は、長編ズッコケを何冊か読んだときと、あまり変わらない。
とくに、怪談ヤナギ池、立石山城探検記、ゆめのゴールデンクイズは、ドキドキはらはらと楽しく読ませてもらった。
クイズのときの、ハカセの決め台詞は最高ですね!!
ラストシーンのタイトル回収にもニンマリ。
なぜこのズッコケシリーズがこんなに子供たちの心をとらえるのだろう。
巻末の神宮輝夫さんの解説を読んで、得心することが多々あった。
那須さんは本当に、子供のために本をかいておられた。
かつて、インタビューで、那須さんが「読書を、教育と結びつけてしまうのは、嘆かわしいこと」という意味のことを話しておられたのは、そういうことだろう。
教訓ゼロ、徹底的に、子供のための子供の本を作ることに、那須さんは全力で取り組んでこられた。
那須さんのおられないこの世は寂しいけど、ズッコケシリーズをはじめとするとにかく面白い本たちを読めば、その根底にある反骨の心を感じとりながら、芯から楽しい時間をいつでも保証してもらえることは、私たちにとって幸福だと思う。 -
小学生のときTVでみた気がする。でこの本を読んだ。面白かった。
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ズッコケシリーズは子供の頃には絶対読んでおきたいよねえ。・:*+.\(( °ω° ))/.:+
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まるで突破ファイルのような感じで困難を解決して行く物語。子供でも読みやすい文章なので本が苦手な人にもおすすめです
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「「小学6年生のハチベエ、モーちゃん、ハカセの3人組が、事件の解決や冒険に大活躍するようすを描いた児童文学。第1作は30年以上前に発表され、世代を超えて愛されるロングセラーとなっている。」
(『小学生の考える力を伸ばす「国算社理」の1000冊』小学館 より) -
博士ちゃんが
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短編にオチがつく面白さ
正確に最後まで書いてないからこそ
録音した声が、一言増えたことって
その言葉って
どこにあったのだろう?
どこからきたのだろう?
誰が生み出した?
って考えることが面白い
書いてないけど
この余白こそが、物語だからこその面白さ
そこにある楽しさ