かいけつゾロリのドラゴンたいじ (1) (かいけつゾロリシリーズ ポプラ社の小さな童話)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 1726
感想 : 73
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  • Amazon.co.jp ・本 (88ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591026540

感想・レビュー・書評

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  • エレベーターはなにごとだと思いました。

  • はじめの話のようだけど、最初の方のゾロリはあからさまに悪だったんだなぁ。ここまで悪というのは、児童書ではなかなかないんじゃないか、というくらいで。そこが面白かったのかもしれない。テレビでやっているようなエピソードや、最近の本になると、単にまじめに働いてないだけで、けっこういいやつなんだけどね。おひめさまをさらったり、助けるふりをして王子様の鎧を盗んだり、なかなかの悪者ぶりだ。けっこう面白かった。

  • アーサがひっさつパンチされたところが面白かった何でゾロリハニヒニヒナンテユウンデスカミンナモキニナルヨネ

  • 年長のはやり(記録)

  • ゾロリしっぱいばっかりした。

  • ゾロリがおひめさまをさらおうとしたのに,あーさーにまけたところがおもしろかった。

  • 息子6歳4ヵ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子がほとんど一人で読むようになってきて、母はサミシイ。


    〈親〉
    絵が好き
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り)◯
    ちょうど良いボリューム ◯
    その他 ◯

    6歳の息子が最後まできちんと読んでいるのかはながだ疑問ではありますが、当人は全部読んだ!と主張するので、息子を信じることにします。
    真剣に読んでいるふうではあった。
    本人いわく、おもしろかったのだそうです。

  • だいじゃがおおむすびをのみこんだところと、アーサーがヘビのおなかをふんで、おおむすびがへびのおなかからでたところごおもしろかった

  • ゾロリシリーズ、読んだことがなかったなと思い、大人になった今突然図書館で借りました。率直な感想は「子供の頃に読みたかったなぁ」でした。

    大人になった今は倫理観やマナーもある程度身につき、きっと子供の目線とは違った感想になるでしょう。
    「いたずら、いじわる、いじめが好き」これは大人の世界からすれば、「悪いこと、いけないこと、マナー違反」です。けれど、まだその概念が薄い子供だったら?まだ「悪いこと=ちょっと周りと違ってカッコいいこと」だったら?学校が嫌いで捻くれていた自分のような子供には、もしかしたら憧れてしまう存在になるかもしれない。
    けれど、ゾロリはいつも最終的にはいたずらが失敗します。これはやっぱり悪だし、ワルいことなんでしょう。……ほんとうに?
    主人公が毎回亡くしたママにすがるように泣き出すのは、見ていてやはり悲しいし、恥ずかしいです。きっと子供の頃の自分なら、そう思う。


    前置きが長くなりましたが、ここからは本編の感想です。

    一巻のこの話では、ゾロリが修行の旅で出会った双子の猪の山賊、イシシ・ノシシと、通りがかった国の姫と王子が結婚するのを邪魔するお話です。ドラゴンを使って……。

    この憎めない悪役タイプのキャラは、大概とても頭がいいです。ゾロリも例に漏れず、素晴らしい頭脳の持ち主です。でもちょっと…いや、かなり、抜けている。正当な完璧さではなくずる賢さとひらめきで道を切り開こうとします。
    また児童書ならではですが、途中で迷路が入ったり、オリジナルメカの解剖解説図が入ったりと、読んでいて決して飽きません。テンポもよくて、先が読めません。
    このサクッと読める文量と味のある絵と丸くてかわいい原さんの字が、小物の設定たちが、自分にはとても魅力的に映りました。
    ゾロリはやっぱり最後で負けてしまうし、ママへの誓いを立てるように泣き出す。彼が何歳でいつ母親を亡くしたか読みはじめの自分にはわかりませんが、まだ母親の死を乗り越えられていないのでしょうか。立てた誓いを叶えることを目指すことで、生きる目標としているのか。壮絶な過去を想像してしまいます。

    それはともかく、ゾロリのメンタルは柳のようで鋼鉄のようで、強い目標があるからめげません。
    その強さ、好きだよ。見習いたい。負けて悲しくて悔しかったら、泣けばいいんだ。きっと、大人だって。

    じわじわ追いかけていきたい作品になりました。

  • これが有名なかいけつゾロリの一作目かと思い読んでみた。

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著者プロフィール

児童文学作家、イラストレーター。1953年熊本県生まれ。1974年KFSコンテスト・講談社児童図書部門受賞。主な作品に、『ちいさなもり』『プカプカチョコレー島』シリーズ、『よわむしおばけ』シリーズ、『ほうれんそうマン』シリーズ、『かいけつゾロリ』シリーズ、『ザックのふしぎたいけんノート』シリーズ、『にんじゃざむらいガムチョコバナナ』シリーズなどがある。

「2021年 『第88回(2021年度) NHK全国学校音楽コンクール課題曲 小学校 同声二部合唱 好奇心のとびら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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