なきむしおにごっこ (おはなしバスケット 2)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (75ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591061794

感想・レビュー・書評

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  • 頭に生えた角をどうにかしてもらうため鬼とおにごっこをします。
    そのなかで一気に心が逞しくなるようすに励まされます。

  • とても丁寧な文章だった。泣き顔の絵にぎゅっと心をつかまれた。

  • おのりえんって何読んでも肩透かしくわされる感じ。
    これも泣いてる時だけ見える小鬼(って発想は面白いと思うけど)との交流がもっと描かれるかと思ったが、尻切れトンボな感じ。
    この感じが好きって人もいるだろうけど、「えっ、これで終わり?」って思う人も多いんじゃない?教科書に載ってる推薦図書としてはイマイチな感じ。
    降矢ななの絵は美しいが。

  •  みんなが休み時間や放課後にも、運動会のたけのぼりリレー(たけまで走って登っておりてリレーする)の練習をしている。たけのぼりなんてちっともおもしろくない!ゆうすけは、誰にも見られずに泣ける場所を探して、川沿いの土手まで来た。涙がいっぱいたまった目に見えたのは、ねむの木にいた角のあるこおに。ゆうすけは、こおにとおにごっこをすることに…。

  • ゆうすけは自転車を飛ばしていた。泣き顔を見られるのが嫌だったから。涙いっぱい目で、鬼が見えた。涙がメガネのような役割をして、鬼を見せてくれているのだ。細長い尻尾のある鬼は、ゆうすけが見えている事を喜んだ。
    鬼が見えたら、鬼ごっこのはじまりだ!オニはゆうすけ、鬼はにげる役。ちゃんと鬼をつかまえないと、ゆうすけが本物の鬼になってしまう。ほら、頭に角が・・・!


    悲しい事があっても、下を向かずに、上を見てどかんと泣けよ!鬼ごっこがはじまるぞ!

  • こおにと山んじいの人と同じ作者だった。
    降矢奈々さんの絵がすごぉく可愛い!

    泣いて涙がたまった目で見られる小鬼と鬼ごっこする話

  • (4歳4ヶ月)

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著者プロフィール

1959年東京生まれ。上智大学文学部心理学科、同大学院修士課程終了。教育相談所、心理相談員を経て、現在は絵本、童話などの創作をしている。絵本に『よくばりぎつねのじろろっぷ』(たるいしまこ絵/福音館書店)『4にんのこえがきこえたら』(はたこうしろう絵/フレーベル舘)、童話に『でんでら竜がでできたよ』(伊藤英一絵/理論社 課題図書)『なきむしおにごっこ』(降矢奈々/ポプラ社)、『てんこうせいはワニだった !』『きっちり・しとーるさん』(こぐま社)『ぼくのドラゴン』(森環/理論社)。YA作品に『虫のいどころ 人のいどころ』『虫のお知らせ』『虫愛でる姫もどき』(l理論社)などがある。

「2022年 『オハヨウどろぼう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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