車のいろは空のいろ 星のタクシー

  • ポプラ社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (118ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591064443

感想・レビュー・書評

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  • 当初は小学校の教科書で習った作品を求めて…そして3冊目。ちなみに教科書で習ったのは2冊目で再会しました。

    プロ意識が高いタクシー運転手であり、優しい人柄の松井さん。勿論普通?のお客さんも乗せるのでしょうが、松井さんの車には動物や既にこの世にいない人達まで乗ってきます。が、たとえこの世にいない人を乗せた後でも本書のかもしだすやわらかい雰囲気で、怖さよりはむしろ懐かしさやしみじみした空気が漂います。そして、さりげなく戦争のメッセージも…。時代を感じると共に、なんだかはっとさせられます。

  • 松井さんのタクシーにいろんな動物や星のこども?や幽霊?が乗ってくる

    いいはなし

    「たぬき先生はじょうずです」が可愛いこだぬき兄弟が歯医者に行く話
    かわいい

  • ~あらすじ~
    星まつりの夜に落とし物をした小さな姉妹と空色のタクシーの運転手松井さんの不思議な出会いを描いた物語とその他7つのお話。


    ~感想~
    車のいろは空のいろの2巻目です。
    短大の卒業論文を書く際に一目ぼれしてこのシリーズをまとめ買いしてしまいました(しかもハードカバー(笑))

    タクシーの運転手の松井さんと、いろんな「お客さん」の出会いのお話。
    キツネやタヌキ、クマ、時には幽霊!?と思うような「お客さん」をのせて松井さんのタクシーは色々なところへ走ります。

    ほんとうはそこにある場所へ
    見えなくなってしまった場所へ
    大切なものがある場所へ

    鮮やかな色彩と表現描写を用いたハートフルストーリーです。


    この作品との出会いは話せば長くなるのですが、小学校の時に教科書で「白いぼうし」を読んだのが始まりでした。
    シリーズものだと知ったのはそれこそ20歳を超えて論文を書こうとした時のこと。こんなに他に作品があるなんて!と思いつつも3巻を瞬く間に読み上げてしまった自分、子どものように本にかじりつく自分にさらに驚きました。

    お勧めです。本当に。
    むしろ大人になってから必要な本だと思います。

  • 小学校低学年で最初に読破した図書館にあった本。

  • 2008年2月7日

  • 2007/10/2

  • 小学校の国語の教科書にもお話がのっていますが、連作なのでほかのお話も楽しんでほしいです。「車のいろは空のいろ」は絶版のようです。「星のタクシー」は続編でしょうか?実は知らないのです^^;

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著者プロフィール

1931年生まれ。児童文学作家。1968年にデビュー作品集『車のいろは空のいろ』が日本児童文学者協会新人賞および野間児童文芸推奨作品賞を受賞。以降、いくつもの文学賞を受け、多くの作品が小学国語の教科書に掲載されている。2001年に紫綬褒章受章。京都在住。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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