ちかみち

著者 : マイケル・グレイニエツ ほそのあやこ

• ポプラ社 (2004年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[unknownさんの感想 · 2015年6月18日]

一匹の虫が急いで出掛ける。
急いでいるから近道をしようと、ちょっと怖いけれど滝の前にある細い丸太の一本道を通って行くことに。
ところが、向こうからも同じように虫がやってきた。
二匹は真ん中で出会い、互いに譲らない。
押し合いへし合いをして、ついに相手を吹っ飛ばす。
そうして、先を急ぐ。
吹っ飛ばされた相手の虫は滝の下に落ちてしまったかと思いきや、丸太の下にくっついていた。
もう一匹も先を急ぐ。
２匹ともやっぱり急いでるときはこの道を通ろうと思うのだった。

虫だけれど、あまり虫っぽくない外見で、顔が怖い。

飛ばされたもう一匹はどうなっちゃったの、とハラハラ。
スリルを楽しむ目的でもこの道を通るのかな。

[takarabosiさんの感想 · 2012年6月30日]

落ちたと思った虫がぶら下がっていたときの顔が面白かった