- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591082935
感想・レビュー・書評
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小さい頃から大好きな作品。
悲しいこともあるけれど、暖かい幸せがあることを教えてくれたお話。
たぶん何年たってもいくつになっても感動しちゃう。
不思議と涙がでてくるんだよなー。
デスペローのかわいくて純粋な想いは私たちが忘れてはいけない物なんでしょうね。 -
ねずみの騎士デスペローの物語 /ケイト・ディカミロ
児童書なので可愛い雰囲気もありとても読みやすくてオススメです!一目惚れして買いました(^^*)
内容:人間のお姫さまに恋をして、ネズミ界を追放されたハツカネズミ、デスペロー。母親をなくした悲しみをかかえる美しいお姫さま。地下牢のやみに住み、光にあこがれとにくしみを抱くドブネズミ。いつか自分がお姫さまになると信じている下ばたらきの娘。それぞれのかなわぬ思いは、どこへゆくのでしょうか。愛とゆるし、そして勇気と希望に満たされた、あたたかい物語。2004年ニューベリー賞受賞の話題作。 -
映画を観ました。もともとが児童書ということで子供むきなお話なんだけど、大人の方も充分に楽しめる作品だと思います。「真実と名誉を胸に。しかし一番大事なのは勇気。」なんだか自分に足りないものを気づかせてくれた気がします。大切な人のために必死になって戦う姿は誰だってかっこいい。いつか子供が生まれたら観せてやりたい。
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読んでみて何か心に残る本。
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2012/03/16
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2022/11/24
2022年29冊目。
デスペローカッコ良かった。読み聞かせにも良さそう。 -
普通よりも小さく生まれたハツカネズミは人に恋をし、ずっと暗い場所で暮らしていたドブネズミは光を望み、父親に捨てられた女の子はお姫様に憧れる。
全然違う三者の運命が繋がっていき……
児童書だけど、それぞれに抱えるものがあって、深い。
とにかくハツカネズミのデスペローが愛らしくて、応援したくなる。 -
初めて児童書を読みました!
最初の書き出しからすごく素敵で
物語の中に吸い込まれました! -
文章はあたたかでやさしい平易な語り口調で親しみがもてます。原作が醸しだしている雰囲気をくみとり、ダークな趣きは少し抑えていますが、それを日本語の語彙や文章そのものに滲ませている。童話の伝統的な「神の視点」や「全知の語り手」の手法が読者をおとぎの世界へと誘います。個人的には、闇の世界にも光の世界にも身の置き所をなくしたドブネズミの姿が、なんとも哀れで、深く印象に残りました。2004年ニューベリー賞受賞。