七つの秘密 怪盗ルパン 文庫版第8巻 (怪盗ルパン 文庫版 第 8巻)

  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591085349

感想・レビュー・書評

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  • ルブランさんのルパン小説を南洋一郎さんが翻訳してリライトした少年少女向けのシリーズ第8弾です。

    今回は短編が7つ収録されていました。
    ■日光暗号の秘密
    ■結婚指輪
    ■三枚の油絵の秘密
    ■地獄のわな
    ■赤い絹マフラーの秘密
    ■さまよう死神
    ■古代壁掛けの秘密

    ルパンは超人として描かれているので、どうしてそういう行動が取れたのとか、どういう思考で秘密を解いたのかとか、その辺は深く考えてはいけないみたい。

    結論としては、ご都合主義の長編よりも設定を楽しめる短編のほうが面白いなと思いました。

    このなかでは「三枚の油絵の秘密」の後味の良さと「古代壁掛けの秘密」のトリックが面白かったかな。

  • あたしが小学生の頃に読んだものは、文字も小さくて、なんだかかなり長いお話だったような感じだったけど、新装版は文字も大きくて読みやすかった。

    短編でもトリックはしっかりしているし、短編だから登場人物も少なくて、あれこれ悩まずに読めて、不快感なし。

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著者プロフィール

本名モーリス・マリー・エミール・ルブラン。1864年、フランス、ノルマンディー地方ルーアン生まれ。 1890年頃から小説を発表していたが、1905年に編集者からの 依頼で書いた「アルセーヌ・ルパンの逮捕」が好評を博し、 強盗紳士アルセーヌ・ルパン冒険譚の作者として有名になる。 41年死去。

「2018年 『名探偵ルパン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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