幸福ロケット

著者 :
  • ポプラ社
3.85
  • (84)
  • (123)
  • (116)
  • (5)
  • (2)
本棚登録 : 552
感想 : 129
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591089705

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • かわいいなぁ、10歳・小5の初恋物語。
    小さな恋のメロディのような微笑ましさと、ちょっと大人びた小生意気な感じがかわいい。

    大人は都合のいい時は大人扱いするくせに、都合悪くなるとすぐ子ども扱いしますからね。
    どっちの経験もあるよ、ほんと。
    意外と子供はその辺の機微を分かっていて、賢く立ち振る舞っているのですね。

    香な子とコーモリのやりとりもおかしいしかわいいし、町野さんや鎌倉先生やコーモリのお母さんもいいなぁ。

    ほろ苦いんだけどほのぼのしてて、とにかくかわいくて香な子やコーモリたちをぎゅーっと抱きしめたくなります。

  • 好きな話だった。
    香な子とコーモリのやりとりや距離感がすごくよかった。
    じわじわくる感じ。
    コーモリのお母さんもよかったし、考えると登場人物のそれぞれがとても良かった。
    ?な町野さんも、嫌な奴か?と思わせつつ、最後の主人公とのやり取りがなんとも言えず良かった。

  • 初見の作家さんと思ってたけど、アンソロジーで、過去に自身読んでたみたい(ノ_<)

    はい♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

    こちら・・
    10歳の、マせた女の子のお話です。
    ・・ま、女の子てのは、元来マせた存在ですがね(´・Д・)」

    ☆は3.5だと思うんですが・・
    四捨五入で⇒4て事で⊂(( ・x・))⊃


    読み通りに展開して行きますが、嫌な感じでは無いです(=^x^=)

    山本さん・・
    機会が有ったら、また御本に挑戦してますね〜*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

  • かわいいなあ:-) きゅんきゅんします。
    特に最後、可愛い…

    • まろんさん
      はじめまして。花丸とフォローをありがとうございます!まろんです。

      周りでは「その本、読んだ読んだ!」と言ってくれる人がひとりもいない、この...
      はじめまして。花丸とフォローをありがとうございます!まろんです。

      周りでは「その本、読んだ読んだ!」と言ってくれる人がひとりもいない、この本を
      中学生のもりり. さんが好きと言ってくださっていて、もう、うれしくて。
      微笑ましくて、いじらしくて、可愛すぎるふたりですよね!
      山本幸久さんは、ユーモアと切なさのバランスが絶妙で
      必ずラストを希望の光で照らしてくれるところが大好きです。

      好きな作家の筆頭に瀬尾まいこさん、と書かれているもりり. さん。
      歳は〇十歳離れているけれど、びっくりするくらい読書傾向が似ていて
      なんだかちょっぴり若返ったようで、うれしくなったりしています。
      これからもどうぞよろしくお願いします(*^_^*)
      2013/09/04
  • コーモリにきゅんとした!駆け引きとか知らないストレートなセリフににやける。
    香な子の両親もあたたかくて素敵!いいなぁ〜ニマニマ。外で読むのはお勧めしません(笑)

  • 過去を捏造しないと、逆立ちしてもこんないい想い出は無い、にも関わらず懐かしくなるお話。子供の頃に読んでたら、少し背伸びしたら届きそうで、もしかしたら違う道を一歩進んでいたかもね。

  • ( ⸝⸝⸝ ᐢ ᵕ ᐢ ⸝⸝⸝ )

  • やっぱり本は、最後の一文字まで読んで、いいなぁと思えるものですね。

  • 小学生の時読んですごく素敵だとおもった
    読み返すとやっぱり好きだったなあ
    二人だけの会話、ラストの走るシーン、ちょっとクサイところもあるけど二度と戻らない純粋な日々がいいな
    小学生だから、自分たちではどうにもならない問題とかあって。あとこれ以上年を重ねると本当に性の対象になるからなぁとか。

  • 相変わらず、人物の描写がスッと入ってくる。香な子とコーモリの友情と愛情。もっと長くていいのになと思う八分目で物語は終わる。でもそれが丁度よい。そしてその物足らなさを満足に変えてくれる、誰かさんのエピローグが描かれています。

    作品間リンク------------------------------------------
    笑う招き猫:①アカコとヒトミ

著者プロフィール

山本幸久
一九六六年、東京都生まれ。中央大学文学部卒業。編集プロダクション勤務などを経て、二〇〇三年『笑う招き猫』で第十六回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。ユーモア溢れる筆致と、魅力的な登場人物が読者の共感を呼び、幅広い世代から支持されている。主な著作に『ある日、アヒルバス』『店長がいっぱい』『大江戸あにまる』『花屋さんが言うことには』『人形姫』などがある。

「2023年 『あたしとママのファイトな日常』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山本幸久の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×