大丈夫であるように ―Cocco 終らない旅―

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591107195

感想・レビュー・書評

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  • 狂気。

  • 映画「大丈夫であるように。―Cocco終らない旅」だけでは伝わらないものや写真だからこそ表現できるものがぎゅっと詰まった一冊でした。

  • ドキュメンタリーDVD「大丈夫であるように」と対で出版されたこの写真集には、Coccoの終わらせたくても、終わらない旅の断片が、写真という形で記録されています。

    日差しに透ける木の葉。風になびく草。遠く光る海原。
    スモークでけぶる武道館。紅型模様を繋いで作られた白いドレスに、ステージに立つ彼女と彼らの息遣い。
    地平線のかすむ沖縄の丘に座るCoccoと是枝監督。向かう海岸線。いくえにも重なった鉄条網に、彼等は色とりどりの布の巻きつける。幾本にも結ばれた誰かの小さな祈り。誰かに届くかもしれない、届かないかもしれない、小さな小さな祈り―――。


    写真に音はありません。写真に動きはありません。しかしこの写真集からは、沖縄にある自然の姿や、映っている人たちの静かでしかし力強い息遣いが感じられるように思いました。

    ――どうせ祈るなら、大丈夫であるように、と
    私はそう祈りたい。

    彼女(Cocco)がそう祈るように、私も毎日心の底で祈っています。
    大丈夫であるように。
    何が?誰が?自分が?それは分からないけれど、ただただ祈ります。

    「大丈夫であるように」

  • Coccoちゃんは、歌はもちろんだけど立ち振る舞いや言葉だけでも素敵な感性が伝わってくる。『大丈夫』〜の1ページには涙が出た。

  • Cocco独特の世界観Coccoの表現する愛と優しさ沖縄にこめた想い
    縛られることなく自由に表現された1冊

  • 泣けるとか安易な言葉でくくりたくはないけど泣いた

  • すごく、何はなくとも欲しい。
    とは想えなくなってしまったけれど。
    今でも惹きつけられます。

  • Coccoの音楽は、聴かなくなった。
    けど、このひとの存在そのものには、いまだに惹きつけられる。

  • 夢見るのは常、目指すのは明日、会いたいから、また明日。
    この一文で涙腺崩壊しました。
    うん、どうか大丈夫であるように。

  • 異常に細いからだで唄って、祈って、泣いて、笑って、それでも「何もできない」という彼女を見て、やっぱりあたしは泣くことしかできなくて。

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著者プロフィール

1977年、沖縄県那覇市出身。アーティスト。
シンガーソングライター・女優・絵本作家・エッセイストなど多方面で活躍。透明感のある独特な存在感を持つ。
絵本には『南の島の恋の歌』『南の島の星の砂』(共に河出書房新社)が、エッセイ集や小説『ポロメリア』(幻冬舎)などもある。

「2019年 『みなみのしまのはなのいろ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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