- Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591110218
感想・レビュー・書評
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【○/♯/γ】
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ドライブインから始まりドライブインで終わる対比が良かった。
キンコさんの喋り方が温かくて、いいなあと思った。
再生の物語と恋愛がうまく混ざり合っていて、読んでいて心地が良かった。
あと、舜くんと舞ちゃんがいいキャラしてる。 -
オレと同い年の夏。
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やさしい、やさしい大人のラブストーリーです
須貝 哲司は「心の風邪」のため休職中
彼は少し前に亡くなった母の家『岬の家』にやってきます
そこでペコちゃんと出会うわけです
彼女の名は福井 喜美子・通称《ペコちゃん》or《キンコ》
あっけらかんとした笑顔が福々しい女性です
喜美子は『岬の家』の片づけを手伝ってくれるということで
そして、二人の交流が始まります
http://momokeita.blog.fc2.com/blog-entry-84.htmlより -
39歳の心の風邪をひきかけている男性と同じような経験を持つ女性の話。
一気に読んでしまった。やはり人って再生出来るんだなぁと思ったし、一人っきりでいては叶わず、誰かに助けられ、誰かを助けながら乗り越えられるのだと思った。
いろんなドラマが盛り込まれていて、時折暗い気持ちになったり、涙が込み上げたりしたけれど、最後の章で爽やかな風が吹いて幸せな気分だけを残してくれた。 -
「四十九日のレシピ」を読了後、同作者の他の作品も読んでみたくなり、手に取りました。
少し四十九日~と被る部分があり、この作者はこのパターンで
話しを進めるのが好きなのかしら?と、途中まで思ってみたり
しましたが、最後の一文を読み終える頃には、希望の持てる
とても素敵な作品だったと思いました。
また作中に登場する椿姫の流れるような文章は、その場その場の
雰囲気を盛り上げ、とても効果的で良かったです。 -
読み始めは、ちょっと重いストーリーかな?と思っていたが、ついつい引き込まれて一日で読んでしまった。
途中込み上げてくるものがあり、感動した。
12/01/03-2 -
喜美子さんがいい。
自分のことに自信が持てないんだけど、それを素直に言える。
でも本当はとっても素敵な人。
いつも虚勢を張って生きている私に喜美子さんが素直に生きたら、って言ってくれているように感じた。
哲さんと、喜美さん、全く違う世界に生きてきた二人が夏の間だけの友だちとして出会う。
少しずつ、喜美さんに心を開いていく哲さん。
優しく心をほぐしていく場面に時々、目の奥のほうがジーンとしてしまった。
先が気になって、休憩時間をオーバーしてしまいそうでした。
一気に読みました、先が気になって。 -
一気に読み終わりました。
凄く繊細な内容でした。
いくつになってもやり直せるんだな~っと
希望と勇気をもらいました☆