よろず占い処 陰陽屋の恋のろい (ポプラ文庫ピュアフル)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591128893

作品紹介・あらすじ

王子稲荷のふもとの商店街、ホストあがりのイケメン毒舌陰陽師が営む占いの店「陰陽屋」は今日も細々営業中。ある日かけこんできたのは、アルバイトの妖狐高校生瞬太のクラスメイト。文化祭の演劇でのヒロイン役を狙って争う女子二人からの依頼は、不穏な雰囲気で…。呪詛や晴れ乞い、離婚の調停、素人手相占い指導まで、よろず占い処に依頼人の訪問は絶えず。瞬太の恋の行方、祥明対いわくつきの母との攻防戦も気になる、大好評シリーズ第三巻。

感想・レビュー・書評

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  • 再読だが、最初に読んだ時に登録を忘れていたらしく、初読み登録になってしまった。文化祭の内容がお芝居になったのに、怜が出来ないと言った途端に、配役変わるならお芝居する意味が無い!とは…。流石に女子たち、高校生になってワガママすぎでは??と思ったり。まぁフィクション小説なのだが。それにしても、ヒロインの座を自分が獲得するために相手を呪おうとするとは…怖い怖い…。

  • 読書録「よろず占い処陰陽屋の恋のろい」3

    著者 天野頌子
    出版 ポプラ文庫

    p141より引用
    “ 大丈夫。会える運命だったら、無理に探
    さないでも必ず会えますよ」”

    目次より抜粋引用
    “ガールズ・ウォーズ 夏の陣
     晴れ乞いは喉ごしさわやか
     呪いマンションの化けギツネ
     片思い男子占い店”

     イケメンニセ陰陽師と妖狐の少年を主人公
    とした、短編連作ミステリ小説。
     夏休みまであとわずかの放課後、ぐっすり
    と寝ていた主人公・瞬太を担任の教師が揺り
    起こし、職員室へと呼び出した…。

     上記の引用は、主人公・祥明の祖父の台詞。
    瞬太の本当の親についての一言。
    本当に重要なことは、なるようにしかならな
    いものなのかもしれませんね。
     文化祭の話題を軸とした巻。周りは盛り上
    がっていたけど、自分は全然盛り上がれな
    かったことを思い出して、ちょっと切なくな
    りました。
     実写映像作品にもなっているようなので、
    読むのが苦手な方はそちらから見るのもいい
    のではないでしょうか。

    ーーーーー

  • 「ガールズ・ウォーズ 夏の陣」
    ヒロインの座を勝ち取るため。
    目立つ事がしたい訳でもなく相手の役者目当てというのは、この歳頃の劇に在り来りかもしれないが役者が変わった途端のあらかさまな落胆は少し変わる人には気の毒だな。

    「晴れ乞いは喉ごしさわやか」
    ビールの売れない天気。
    アルコール類をただ売るだけなら天候は関係ないだろうが、居酒屋で販売するとなるとやはり気候等が関係してくるのだろうな。

    「呪いのマンションの化けギツネ」
    夫婦仲が悪くなった理由。
    篭った空気と意外と臭う生活臭がずっと部屋の中を漂っていたら、気付かないうちにストレスになって小さな事でも怒ってしまうようになるかもしれないな。

    「片想い男子占い店」
    彼が恋した相手は。
    この位の年頃の時に実習で来る年上の人を見ると、外見もあるだろうが自分たちの年頃にはいない頼りになる感じの所とかに惹かれるんだろうな。

  • 瞬太と三井さんの恋も何だかかわいらしい。今回も、陰陽師のおじいちゃんがいい味だして登場。離婚騒動を巻き起こした倫子さん、その後どうなったのかな・・・

  • やっぱり可愛いストーリー(^^)

  • 【あらすじ】
    王子稲荷のふもとの商店街、ホストあがりのイケメン毒舌陰陽師が営む占いの店「陰陽屋」は今日も細々営業中。ある日かけこんできたのは、アルバイトの妖狐高校生瞬太のクラスメイト。文化祭の演劇でのヒロイン役を狙って争う女子二人からの依頼は、不穏な雰囲気で…。呪詛や晴れ乞い、離婚の調停、素人手相占い指導まで、よろず占い処に依頼人の訪問は絶えず。瞬太の恋の行方、祥明対いわくつきの母との攻防戦も気になる、大好評シリーズ第三巻。

    【感想】

  • まだ読んでない。

  • やはり今回も面白かった。キツネくんと三井さんが少し発展したようで、読んでいてほっこりした。もちろんショウメイもかっこよくて、読んでよかったと思った。

  • 元ホストのイケメン陰陽師祥明と化け狐男子高校生バイト瞬太のほのぼ物語、第3弾です。
    今回は文化祭の出し物でのお芝居のヒロインを巡っての女子高生二人の争いや手相占いの練習、祥明の幼馴染の妹の離婚騒動など、今回も陰陽師屋は大忙し。
    陰陽師としての仕事はあまりしていませんが、毎回問題解決の手助けはしています。
    今回は、瞬太の恋についての進展もあります。

  • 色んな事が少しずつ進んでる感じ。
    もう完全にキツネくん中心やな!三井さんとのこれからの関係が気になる気になる!

  • ドラマでは瞬太と三井さんは直接のかかわりは全然なかったけど本ではクラスメイトで瞬太の片思いがかわいい。
    祥明のお母さんはかなり強烈キャラですね。今回も大暴れ。

  • (収録作品)ガールズ・ウォーズ 夏の陣/晴れ乞いは喉ごしさわやか/呪いのマンションの化けギツネ/片想い男子占い店

  • 瞬太くんに癒されます。

  • 三巻目にして突然文字数が減ってページ数が増え、若干の値上がりを感じざるをえなかったが、それ以外は今回も安定して読みやすい一冊だった。ねちっこくなく、さらっとしていて、最初は物足りなさを感じていたが、今はこの軽さが心地よい。
    次巻も読もうと思う。

    2014.10.15

  • 面白かった!

  • 【陰陽屋シリーズ3作目】今回もショウメイのご母堂は凄まじかった。それにしてもやっぱりキャラが濃い。倫子夫妻の離婚騒動も臭いかも?だったし…結局どうなったんだろう。段々妖弧の事が明らかになっていきますね。

  • よろず占い処の3~高校1年の夏休み,赤点ばかりで補習を受けねばならないが,寝てばかりで身に付かない。秋の文化祭のクラスの催しで劇をやることになったが,倉橋伶が主役に決まり,二人の同級生がヒロイン役を狙って,ライバルに呪いを掛けたい模様だが,肝心の倉橋は降板を決めて,迷路をやることに決まった。梅雨が長引き,ビールが売れない酒屋が晴天に変えることは出来ないかと陰陽師に依頼してきたが,当然できない。祥明の祖父から,蔵書整理のアルバイトが入り,一冊の本が託され,商売繁盛の祈祷は,長寿の願いへと変化した。国立の幼馴染み槙原の妹は結婚して,マンション暮らしをしているが,夫は漫画喫茶に寝泊まりしていて,帰宅しない。離婚の危機に,祥明に泣きついて来たのだ。マンションに行ってみると瞬太の鼻に臭いはきつすぎ,耐えられない。消臭剤を撒いて一時しのぎはしたが,転居させるしかない。9月に入り,実習に来た女子大学生に惚れた新聞同好会のメンバーの一人は,堂々と手を握られる場として,手相占いを同好会の催しに実施する。病院から逃げた患者:萩本が化けキツネという噂を聞いて,やってきた。祖父が化けキツネだと云う~高校で60点未満が赤点って処はないでしょ。大学はそうかもしれないけど。彼女は東京外語大出らしいけど,一体幾つなのだろうかと調べても判明しなかった

  • 陰陽屋シリーズ3作目

    やはり今回も「女って怖ぇ~」な印象
    文化祭のクラスで演劇の主役程度で相手を呪うとかって発想がもうね
    あと、離婚の話しとかね
    イライラしてるのはどっちなのかってのは水掛け論だけど
    相手よりもまず自分を顧みるべきだよね~ とは思う

  • この巻から行間とページ上下に余白が増えて読みやすくなりました。どうしたんでしょ??

    今回は文化祭編!!そしてなんと瞬太くんのお仲間登場!?
    さらっと読めて面白かったですー。

  • 相変わらず、トラブルに巻き込まれている陰陽屋の祥明と化けギツネの瞬太(^^;三井さんとの恋はなかなか進展しないけれど、秘密を打ち明けたり、三井さん作の皿を買ったりして、かなり頑張った!化けギツネの孫が登場して遂に瞬太の出生の秘密が?!と思ったけれど、まだまだ先は長そう(--;)毎回、両親をはじめ商店街の人や友達が暖かく瞬太を見守っているのに癒される(^^)あぁ瞬太の耳もふもふしたい(*^^*)

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著者プロフィール

らいとすたっふ小説塾をへて、2005年に『警視庁幽霊係』でデビュー。テレビドラマ化もされた『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』や、『タマの猫又相談所 花の道は嵐の道』など、数多くの人気シリーズを刊行している。

「2017年 『僕と死神の赤い罪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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