IQ探偵ムー 夢羽、脱出ゲームに挑戦! (ポプラカラフル文庫 ふ 2-28)

著者 :
  • ポプラ社
4.32
  • (11)
  • (4)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 125
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (170ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591130032

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ひょんなことから脱出ゲームに挑戦することになった夢羽たちのお話
    琉羽が夢羽の謎の鍵を握ってそう
    賞品でフランシスコに行くことになったしもっと明らかになるかな...?

  • “「でも、ここでモタモタしてる場合じゃないな。とにかくなんでもかんでも、片っ端から調べていこうぜ」
    元がそう言って、もう一度あれこれテーブルを調べはじめると、流羽も「おう」と返し、同じようにキッチンを調べはじめた。
    ちぇ、こいつ、やっぱいいやつじゃないか。
    せめてイヤなやつならよかったのに。
    元は、ちらっとそんなことを思ったが、なんでそんなことを思ったのか、自分でもよくわからなかった。”[P.68]

    流羽君は夢羽の謎を明かす鍵になりそうですね。

    “すると、さらにびっくりするようなことを夢羽が言った。
    「そうだな。……元が行くなら、行ってもいい」
    カッチャ——ン!!!
    これは元がカップをテラスに落としてしまった音だ。
    彼の隣で寝そべっていたラムセスが、「どうしたんだ?おまえ」という顔で見上げた。
    「無理、無理、無理!!」
    「なんでダヨ——」
    「いや、だって、友達同士で海外だなんて。そんなの、わが家の歴史にないもん」
    「元が歴史作ればイイ」
    「いや、そ、それにさ、んなお金ないもん。飛行機代がいくらかかるかわからないけどさ」”[P.160]

著者プロフィール

武蔵野美術大学造形学部卒。作品に『フォーチュン・クエスト』『デュアン・サーク』『青の聖騎士伝説』『IQ探偵ムー』シリーズがある。Twitterアカウント:@mishiofukazawa

「2017年 『新フォーチュン・クエストII(8) 月の光とセオドーラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

深沢美潮の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×