- Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591130087
作品紹介・あらすじ
2011年3月ポプラ社刊『おかえり。5年ぶりの生協の白石さん』の続編。いつものように白石さんのユーモアを交えた
一問一答形式で、みんなの悩みにお答えする。
学生の方々も、社会の荒波にもまれてる社会人の方々も、白石さんの明確かつ「ほっこり」させるお答えでリフレッシュ! !
感想・レビュー・書評
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表紙の「最近、白石さんは何をしているのですか?」との問いかけに
「はい。私はこれまでと変わらず、誠心誠意ご回答させていただいております。」と
見返しで穏やかに答えを返す、白石さん。
東京農工大を離れ、今や東京インターカレッジコープ渋谷店の店長さんとなっても
人柄がにじみ出るような、誠実な回答ぶりは変わりません♪
「白石さん、あそぼあそぼ♪」という意欲に満ち満ちた質問には
まさに当意即妙としか言いようのない、楽しくスマートな回答。
白石さんを困らせたくてしょうがない、困ったちゃんたちの質問は
お得意の言葉遊びでするりとかわし、
ほんとうに悩みや不安を抱えて迷っているひとの質問には、
重くならないよう気を配りながら、心からの温かい言葉をかけて。
そんな白石さんが、超個性的なヒゲの先輩たちに囲まれ
ブロックごとに寮内を全裸で行進するようなハチャメチャな青春を送り、
店長さんとなった今も、イベントで出店することになったクレープ屋で
霊感に導かれるまま、独創的なちくわのクレープを焼いてしまうとは!
私たちの知らない魅力をまだまだ隠し持つ白石さん、恐るべし♪
「レベルアップのファンファーレは、本人の気づかぬうちに鳴っているのです」
という言葉に、この歳になってもなんだか励まされて
よ~し!明日はもうちょっとマシな私になるぞ!と、背筋がピンと伸びました。
白石さん、素敵な言葉をありがとう♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大学生協に所属する白石さんが、「ひとことカード」で寄せられる質問へのユーモアあふれる返答を集めた本、それが「生協の白石さん」シリーズ。
本書はそのシリーズの3作目、というかもしかしたら4作目でもあるかもしれない位置付けです。
(一作目がのちに増補版として中身を追加して発行されており、それを二作目ととるか否かで、本書が何作目かが変わります)
そのユーモラスな返答が本書の魅力ですが、3作目というか4作目というかにもなると、その返答の傾向と対策もよめてくるわけで、そこを「前と変わらず安心するやりとり」ととるか「マンネリ」と見るかで、評価がわかれてしまうかもしれません。
しかしながら、同音異義語を使った返答、丁寧に「わかりかねない」ということを伝える姿勢、返答末尾に生協商品をしっかり関連付けてくる…そんな傾向がわかったとしても、白石さん以外にはこんなユーモラスな返答にしあげる事は到底無理です。
しかも、生協職員としての責務をしっかり折り込みながら返答するだなんて、、
いやー、考えてみても到底無理。
だからやっぱりこの本は、3作目というか4作目かもしれないこの状況においても、一見自分にも書けそうに見せかけといてやっぱり白石さんにしか書けない内容であり、白石さんのポテンシャルの高さがうかがいしれる、クスッと笑える本なのでした。 -
安定のほんわか回答です。
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ベストセラーになった「生協の白石さん」から約7年後に出版された本。
『就活って早いうちにやらなければいけない?』といった本気の質問から、ちょっとふざけた質問まで、真剣に回答していて、あっという間に読んでしまいました。白石さんの魅力は劣っていませんね…。
今回は、Twitterから募集した質問も入っているようなので、生協や学生生活と関係ない質問が多めなのが、少し残念。
2023年には、この本以来の新刊が出たそうなので、是非読んでみたいです。→ https://booklog.jp/item/1/406529035X -
この雨の中、図書館へ行って、見つけた一冊!
もうだいぶ前になるのだけど、この白石さんの機転の利いた返事が、好きであった。
どのようにして、難問の回答が出来るのか?と、不思議ながら、一休さん並みの頓智も利かせた いつもの回答と、それに質問される学生の方々も、興味深々で、持ち帰って来て、すぐに読み出した。
さてさて、「学びと成長」のプログラムと、同様に、このような質問に、しっかりと、生協のシステムや商品なども含まれている。
学生にとって、生協は、気安く買い物もできる所であり、一般より(旅行など)も値引きもして貰える。
71頁のドロップキックを決める方法の質問にも、回答が、チップチョコのチョコが50%増量!など、ふふふ・・・と、笑ってしまった。
他の質問と回答にも、本当に、座布団数枚を上げたくなってしまった。
白石さんの学生時代の寮生活の面白さ、其の二の蛮行!
少しひどい仕打ちのように思われるけど、これが青春時代!なのかも?
私が、少しだけ勤めた商社時代の上司は、東大卒であったが、「闇鍋」というのがあって、昔の洗面器(アルマイト)を鍋代わりにして、鍋料理の品々を放り込み、電気を消して、その中に、それぞれ持って来たものを放り込み蓋をして煮込み、皆で、鍋を頂く(?)という儀式があったそうで、その中身には、誰かの靴下も放り込まれていたとか・・・・(笑)そういうので、学生の思い出をしっかりと、頭と心に受け継いでいくのだと。。。。
クレープの白石さんの所も、ノウハウもないのに、不安で、ワッフルなどの代替えを望むのに、それも却下されて、クレープづくりん・・・
しかし、竹輪に目が行くなど、普通では考えられない発想!
本当に、楽しさを見つけ、チャレンジする精神に感服!!
今のご時世、何でもスマホで、情報も得る事が、寸時に出来る時代。
本当に、「おわりに」白石さんが、記載されているように、身分の目で見て、肌で感じて、昔の面倒くさい事も、自分の成長の過程に、必要な部分も十分にあるかもと、思う。
我が父親は、「死ぬ前、勉強!」と、言っていた、学問だけでなく、世間の動きを感じる事も、勉強だと思う。
雨の1日だったけど、この本で、少し顔に笑顔が、出来た! -
図書館で1冊目の生協の白石さんを借りたつもりが数冊目の白石さんでした(^_^;)
初白石さんでしたが、どんな悩みや質問にもちゃんと答えているのがとても素敵です。 -
白石さんの返しの上手さに感服
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PILOTのフリクションボールのくだり、ナイスです。生協は軟派ではありませんから始まり、軟派・硬派・中途半派には思わず上手い!と言ってしまう(笑)現実頭皮だの、セレブにセルフだの、うまいこと言って流せるのが大人の男「白石さん」です( ̄^ ̄)ゞしかし、尻には紙の方がって・・・(笑)それでも私はやっぱり白石さん好きです♡
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生協の白石さんの続編?
横に並んでいたので一緒に借りたわけですが、これもサクッと読み終わり。
前作同様、白石さんの人柄がよく出ていて良い感じ。
この本の頃は小金井ではなく渋谷の生協に勤めているようです。
学生時代にこういった感じの職員がいたら楽しかっただろうなぁ。 -
この人の文書は嫌味がなく、暖かい思いやりのあるものなので、好きだ。見習うべき姿勢。