恋する和パティシエール3 キラリ! 海のゼリーパフェ大作戦 (ポプラ物語館)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591133729

作品紹介・あらすじ

ハロー!如月杏でーす!ねえねえ、夏の海って、テンションあがるよね〜!夏休み、あたしはマリエや倫也と、海辺のリゾートホテルにいけることになったんだ!けど、なぜかマリエのきげんはサイアクで…。えーん、いったいどうしちゃったの〜。

感想・レビュー・書評

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  • マリエってかわいい・・・!

  • ・この本に出てくる、マリエ、あん、はるき、りんやが、りょこうに行くお話が、わたしのすきなポイントです。
    ・このお話は、まりえとまりえのお兄ちゃんとの仲をもとにもどすお話で、おかしを作るところがわくわくするお話です。

  • 海でっせ。
    夏休みでっせ。
    あんこちゃんと(なんでか倫也も)マリエちゃんの家族旅行について行って、マリエちゃんのお兄ちゃん登場でっせ。

    今回も面白かった!

    また表紙も可愛くてねえ・・・。


    それはさておき、吉沢家は美男美女一家のようやけど、マリエ兄の春樹さんが(美形の真打として)登場。
    マリエちゃんより10才も年上らしく、すでに某ホテルでパティシエとして修業中で、このたび引き抜き状態でフランスへ修行をしに行くことになったのを見送るために会いに来た、そういう感じ。

    お兄ちゃんっ子なマリエは本来の性格もあいまってなかなか素直に別れを告げられへんようやねんけど、そのきっかけに「海のゼリー」を作るという展開もまたよかったな!

    この話は少しずつお菓子のうんちくが(わかりやすく)入っていて、いいなあ。
    今回はようかんの話が興味深かったです。

    ようかんは昔中国から渡来したそうなんやけど、もともとは羊の肉のスープで作られていたとか・・・。
    そういえば、そういう話を聞いたこと、ある! 栗丸堂でかな?

    だからこそ「羊羹」ちゅう字みたいやね。
    でも日本では羊のスープで作らずに豆の粉や小麦粉で作るようになって、現在のようかんに至る、ちゅうことで

    昔の日本人、すごいな!

    羊のスープではなく豆の粉で作ってくれて、よかった・・・!
    だってそっちのほうがたぶんおいしいやんね! 笑

    (2016.12.10)

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著者プロフィール

『セカイの空がみえるまち』で第3回児童ペン賞少年小説賞を受賞。『となりの火星人』、「恋する和パティシエール」シリーズ他作品多数。日本児童文学者協会会員。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人。

「2023年 『リトル☆バレリーナ  きらめきストーリー☆3つ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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