(P[み]3-2)あの日、ブルームーンに。 (ポプラ文庫ピュアフル)
- ポプラ社 (2013年7月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591135310
作品紹介・あらすじ
若さってこんなに激しく、切ないものなのだろうか。
こんなに一途で、残酷なものなのだろうか。
読み終えた今胸が痛い。そして、温かい。
――あさのあつこ
初めての恋をして、わたしはひとつ、大人になる――
まわりに合わせることが苦手で、いつもひとりでいる結愛。
中三の春、ひょんなことからオンナたらしと噂されている
金髪の同級生・蒼井瞬の意外な一面に触れ、だんだん惹かれてゆく。
炭酸水のように甘く苦く心をこがす切ないラブストーリー、
本編のその後を描いた書き下ろし短編を加えて待望の文庫化!
感想・レビュー・書評
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中学生の頃に表紙に惹かれて買った小説。
あの頃から自分も大人になったからか、甘酸っぱいなぁ、あの頃はドキドキしながら飲んでたなぁと懐かしみながら読みました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中学生の頃に読んだ小説を久々に読んでみた。
当時は自分がこのキラキラの渦の中にちゃんと重ねて読めたけど今は無理でした。
眩しくて直視できない、それでいてあの頃には絶対に戻れない切なさ、寂しさ。 -
主人公の中学3年生の望月結愛は、まわりに合わせることが苦手で、友達がいません。学校ではいつも一人です。比較的に裕福な家庭で育ち、仲の良い両親と大学生のお兄ちゃんチカくんと暮らしています。趣味は活字を読むことで、勉強もできます。そんな結愛の学校生活で変化が訪れます。金髪で背が高くて美形男子の蒼井瞬と出会い頭にぶつかり、その後塾の帰りとかで度々会い、意外な一面にも触れて、次第に引かれていきます。蒼井瞬の家庭環境や様々な問題を知った時、結愛の初恋に終わりの足音が聞こえます。その代わりに、結愛に本当の友達がいることに気づきます。
ラムネの炭酸のしゅわしゅわする感じのように、初めての恋に心をキュッとさせる、ちょっと甘いお話です。
短編の幸せな後日談も収録されています。 -
人付き合いが苦手な優等生と学校でも目立つグループにいる金髪イケメンの恋物語。
優等生と問題児。
裕福な円満家庭と問題を抱える家庭。
何かと正反対な二人がお互いに惹かれ合っていくが・・・。
少女漫画によくありそうな設定なので、気楽にすいすい読めました。
少しずつ二人の距離が縮まっていく感じが、ドキドキして楽しかったです。
本編のその後を語るサイドストーリーもあって、ほのぼの読めました。 -
私は好き!
でもなんか、読んでるうちに結末が予想できちゃう感じでうーんって感じでした!
まあ、それで間面白かったんですけどね笑笑 -
結局なんだかんだ言って、美人じゃないか。
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中学生の女子には良い内容かな。金髪の不良少年と地味で大人しい主人公(よくみると実は美少女)の恋の話。少女漫画的要素てんこもり。
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宮下奈都とまちがえて買ってしまった。少女漫画のようだった。
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炭酸みたいにはじけていて、それでいて甘くて、切なくて。読んだ後とてもすっきりした気持ちになった。
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周りに合わせることが苦手な望月結愛が金髪の同級生・蒼井瞬に初めての恋をするお話。
まるで青春時代をラムネの瓶に詰め込んだかのように青くて眩しい。
自身の中学時代が頭の中で軽やかに過ぎ去っていく。
炭酸水のように甘く心を焦がす作品。