私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな

  • ポプラ社
3.56
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感想 : 190
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591136201

感想・レビュー・書評

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  • 抱腹絶倒!
    笑ったり、反省したり。

    帯の「馬鹿なジェーン。大切な夏にこんなもの書いていたのかい?40の夏はもう帰ってこないよ。」という大島美幸の言葉がまた突き刺さる!

  • 女性40歳、独身。自称「未婚のプロ」。我々はなぜ結婚できないのか? 未婚のプロたちが話し合った結果が面白おかしくまとめられている。

    この方の本は初めて読んだ。暇つぶしに、くらいのノリで読んでいたら、意外とぐさぐさ刺さったりして、侮れない。結婚って何のためにするんだろう、とか不意打ちで考えさせられてしまった。

    よくある恋愛のハウツー本と違うのは、「正しいかどうかはわかりません」とうたっているところ。あくまでこれは著者の実例であって、あなたの人生はあなたが決めてください、というスタンス。それはとても気持ち良いなぁと思った。それが未婚のプロならではの気質?

  • まあ、もっと早くこの本にであえててもよいかもっておもった。そのとおり!!っていうか、結婚てなんでしょうかという感じ。私は、やっぱり、メンタル的には男なのか???なんて思ったりもする。

  • つまり結婚できない理由は利己的だからだと…。
    そもそもさみしいってなんだっけか。
    駄目だ、漬かってやがる…!
    独身は麻薬。ええことゆう。

  • 腹抱えながら読んだ。未婚の男性が読んでも、様々なトラップ?について学ぶことができる。既婚の女性は自らの聡明さとスキルの高さを再認識できるだろう。非婚の女性は、もう全て知っていることなのかなあ。未婚の友人に貸したいけれど、読んだそばから売れてしまった!

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「様々なトラップ?について学ぶことが」
      逆手に取るコトも出来るかも、、、
      「様々なトラップ?について学ぶことが」
      逆手に取るコトも出来るかも、、、
      2014/04/17
  • ★★☆☆☆

    ジェーン・スーは日本人です。

    TBSラジオの複数の番組で時にゲストとして、時にメインとしてキラーフレーズを連発する彼女。

    「寝起きの女の顔はマグショット」
    「女は毎日自分を世間に釈放してるんです」
    「女は2000年前からフォトショップを持ってるんです」 etc.

    アイドルのプロデュースなど音楽業を本業としているそうだけど、意外なことにこれだけ弁が立つのに著作は本書が初という。

    本書の内容を説明すると……タイトル通りでございます。

    未婚のプロを自認する著者が自分とゆかいな仲間がこれまで舐めてきた苦汁を割り箸につけて書いた、反省文だ。

    面白いのは、反省してこれからは結婚できるようがんばろう、というのではなく、反省した結果、自分がそれほど結婚したいわけじゃないと気づいたというところ。

    でも、結婚したいとかそういうことに関係なく、もっと普遍的なのだよ、この本の内容は。

    対人関係全般において、相手を不快にさせない、自分が不快にならない方法を提示してくれる。

    一番「あるある」と思うのはダブルスタンダードについて。

    ーー男に男らしさを求めるくせに、女らしさを求められるとムカッとする。

    これ、男女関係に限らず、気づかないうちにやっていやしませんか。

    省みる、という言葉の大切さが嫌というほどわかる本。

    期待したキラーフレーズはそれほどでもなかったけど(その点で★を少なくしました)、女性に限らず、僕みたいな男にもときどきグサッとくる示唆を与えてくれる一冊。

  • 本来のターゲット層ではない(男、トピック的にも(独身側の)部外者)ですが、それでも待望の、といった感が強いジェーン・スー本。独身は麻薬、だとするとジェーン・スーは売人というポジションになるのでしょうか。男性でも十分すぎるほど楽しめます。

    タイトルどおり101個の理由が解説されていますが(狂気)、さすがというか、文章自体がまず面白いです。専門用語多数。挿絵(サヲリブラウンという方だそうです)との相乗効果も抜群です。

    その上で、プロによる問題分析の精度が桁外れに高いです。しかも、内的(女性)要因だけではなく、外的(男性、親、社会、など)要因にまで指摘が向いているあたり、普遍性にも優れいますし、警告はあらゆる方面に及んでいると思います。なんなら怒られています。

    実際、書いてある理由の原因、というかそもそもの本質は、「価値観の変容」「社会の変容」といった過渡状態が起因していることがほとんどだなと感じています。最後の章(「楽しすぎる独身生活を手放せない私が、嫁にいけないその他3つの理由」)にありますが、「未婚のプロは自責しない」のもそういうことかなと。あとは社会との折り合いと自身の覚悟であると。
    この章だけ文字間が詰まっているのも、本気の表れと、勝手に受け取っています。

    この過渡状態に収束の日は訪れるのか、その着地はどこなのか、痛快なパンチラインとともにいろいろ考えさせてくれる1冊です。

  • 3.7

  • 面白いです。ぷっと思わず笑ってしまいます。
    101個もあるので誰でもどれかは当てはまりそうです笑

    ちょっと自虐しながらも自分たちの
    生き方に満足している姿がキラキラしているなと
    感じました。

  • 6/2のNHKあさイチのゲストで、ジェーン・スーさんを知り…
    ジェーン・スーさんの一番最初のこの本を読みたくて…
    図書館にリクエストすると、蔵書数11で順位50。2カ月以上かかって、やっと、読めました!
    https://booklog.jp/edit/1/4591146553

    「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」はBOOKOFFで、あと2冊は新刊で購入。
    「闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由」
    「女らしさは誰のため? 」
    すっかりファンです。


    ジェーン・スーさん、頭が良い方で、男心をわかっていらっしゃる。そして、仕事ができるハイスペックな方だから、今の人生を謳歌できるのでしょう。
    私、25歳で結婚し、25年以上夫婦生活を継続しています。この本を読んで、男って?日本人男性って?おっしゃる通りです。と、思います。

    私、学生時代から一人暮らしでしたので、就職して仕事が忙しく、友達と愚痴を言い合う時間があまり取れなかったので、寂しくて結婚したくなりました。ただ、24時間を自分のためだけに使える自由も感じでいました。休日はいつまで寝ていても、誰にも文句は言われませんしね。
    このまま30歳まで独身でいると、孤独感より、自由が勝ってしまうかもと思い、結婚をしようと行動しました。もちろん、戦略的に。なので、プロポーズされない101の反対の行動をとっていたかも…意図的に?
    なぜか、プロポーズされない101の行動をとる友人には、それは、男性に引かれるだろう…と、思ったりも…。なぜ、20代前半でそれがわかっていたのか、私も不思議ですが…。

    一人暮らしの孤独に打ち勝ったのであれば、結婚しないのも楽しいかもしれません。バカ笑いができる女友達に囲まれている。のも、大切な要因かな。

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著者プロフィール

1973年、東京都出身。作詞家、コラムニスト、ラジオパーソナリティー。『ジェーン・スー生活は踊る』(毎週月~木曜午前11時TBSラジオ)に出演中。『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎)で講談社エッセイ賞を受賞。著書に『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』(ポプラ社)、『生きるとか死ぬとか父親とか』(新潮社)、『これでもいいのだ』(中央公論新社)、『ひとまず上出来』(文藝春秋)、『きれいになりたい気がしてきた』(光文社)など。

「2022年 『OVER THE SUN 公式互助会本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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