ほうれんそうは ないています (ポプラ社の絵本)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591139394

感想・レビュー・書評

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  • ほうれん草もお米もお魚も食べてもらえなくなった。なぜか。理由に愕然とした。

  • 低学年の方がスッと入るかな、とは思うけど
    震災や放射能の説明をしたいが難しい。
    それより上の子なら分かってもらえるかもだけど、そうすると野菜や動物は食べてもらいたいなんて思ってるかしら、と冷めた目で見られそうで…読む時ちょっと心積もりが要りそう。

  • 4歳。「好き嫌いせず食べてようね!」的な内容かと思いきや、原発事故による放射能の影響で食べてもらえなくなり悲しい…という話でした。語彙は平易でしたが、保育園児にはさすがに難しかった。

  • 長谷川さんの絵の力にぐっと捕まれる。
    でも、これは同時代でしか理解できない内容ではないだろうか・・・。

  • おいしそうな緑のほうれん草。
    みんなにおいしく食べてもらいたいのにもう食べられない。
    なぜなら、原発の事故で放射能を浴びて汚染されてしまったから。
    同じように見た目は何ともなくても、お米、牛肉、カレイも同じようにもう食べられないものになってしまった。
    本当はおいしく食べてもらうために育ってきたのに。
    ほうれん草も、お米も、牛肉も、カレイも、大地も海も、みんな泣いている。

    タイトルから3.11の原発事故関連だと分かる。

    緑色のほうれん草が次のページで真っ黒に。
    お米も牛肉も次のページで真っ黒に。
    バーンというピアノの音が聞こえてきそうなほどショッキングな画面。

著者プロフィール

諏訪中央病院(長野県)名誉院長。「住民とともにつくる医療」を一貫して提案、実践。チェルノブイリの救護活動、イラクの小児病院への医療支援なども行う。

「2006年 『どうして勉強するの?お母さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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