(061)世界史で読み解く現代ニュース<宗教編> (ポプラ新書 い 4-2)

  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591145623

作品紹介・あらすじ

政治や経済より、宗教が「世界」を
動かす時代に、知らねばならないこと――

いわゆる「イスラム国」(IS)勃興の背後にあるイスラム教、
EUに影響を与え続けるキリスト教など、世界中で宗教
に関わる争いが繰り返されている。
人間の生活に根付くようにして発展した三つの宗教と、
その背景を知ることによって、日本人である私たちの
考えるべき道が見えてくる。

※オビの「世界史読み解き」クイズも必見!

感想・レビュー・書評

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  • 2016.3.112016.3.13

  • 入門編として非常にわかりやすかった!イスラムはもともと馴染みがなかったからもう1回読まないと入ってこないな〜

  • 超入門。世界史を知る人には当たり前すぎる事柄も知らないままだった。イスラム教、キリスト教、ユダヤ教の歴史と現在がわかりやすく書かれている。宗教史というより世界史そのもの。苦手な人でも基本が学べる、

  • 池上氏の本は同じテーマの本から自分のコメントを抜粋している所が散見される。本書は宗教問題についてざっくりした認識は得られる。

  • 2016/01/06

  • あー知識が全く無い私が読むと脳みそフル回転でした。イスラム教って全然知らなかったので、とても興味深かったです。
    日本の八百万の神の素敵さを再認識したと共に、宗教を巡る争いの根深さについて驚きました。
    とても優しい言葉で書かれているので、興味ある方は本当にオススメです。
    池上さんの他の世界史シリーズ読む前にどうぞ。

  • やっぱ宗教はややこしいな~どの宗教も根底で複雑に歴史の中で交錯しているところがあったり戦いと憎しみの歴史が会ったり、文化交流があったりで読んでいるうちに混沌とした世界に放り込まれていく気がしてきちゃった。イスラム教文化について今日では欠かせない教養の一つになってきた気がするが、この一冊でまた少し彼らのベースとなる考えや歴史的背景を理解できたようにも思う。だがますます謎は深まっていく。それがまたいいのかもしれない。とあとがきにあった。謎が謎を深めていくうちに知識が積み重なっていくのだと。そういうことが実感できる一冊に仕上がっている。ほんとに池上さんの解説様様だ。彼の解説を読むと余談を含めて
    必ず「そうだったのか」と思うことが多々ある。

  • 宗教が、今の世界情勢にもつながっていることがわかりました。

    歴史を勉強すれば未来がわかる。
    僕の持論です。

    難しい分野でも池上さんの本は分かりやすくとっつきやすいですね。

  • 神頼みは同じ

  • 日本人がムスリムを恐れるのはアメリカの影響。アメリカがムスリムを恐れるのは、イスラエルの影響。イスラエルがムスリムの大敵で、ユダヤとアメリカがついてて、アメリカの影響をうけた日本がムスリムは怖いと勝手にイメージしている。

    アメリカの大統領でカトリックだったのはケネディだけ

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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