続・被爆者: 70年目の出会い (シリーズ・自然いのちひと 16)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591145784

作品紹介・あらすじ

2005年、戦後60年の年に発刊した『被爆者-60年目のことば』で6人の被爆者の方の体験を伝えた写真絵本の続編となります。

それから10年がたち、2015年戦後70年目となりました。広島、長崎で原爆での被爆からも同じく70年がたちました。
6人の被爆者の方々も高齢となり、また、亡くなった方もおられます。

今を生きるわたしたちは、その平和への想いを引き継がなければなりません。

この写真絵本では、被爆者の人々の想いを継承する人々-被爆体験者から話をきき、それを絵にする高校生。被爆者のことばを継がなければならないと思っている親戚-を紹介しました。
また、福島の原子力発電所の事故による放射線被害のためにふるさとをはなれなければならなくなった一家の想いを紹介しています。

平和のために、今、私たちは何をしなければならないのかを考えるきっかけになる一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 会田 法行 « 早稲田大学ジャーナリズム大学院
    http://www.waseda-j.jp/archives/835

    被爆者| シリーズ・自然 いのち ひと| ノンフィクション| 本を探す|ポプラ社
    https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/2850007.html

    続・被爆者| シリーズ・自然 いのち ひと| ノンフィクション| 本を探す|ポプラ社
    https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/2850016.html

  • ・原子爆弾によって全身に火傷をおった体を平和のための道具としてつかった片岡さん
     前作から9年、静かに息を引き取られた

    ・13歳で被爆した原廣司さん、原爆ドームの絵を描き続けているが、最近は足腰の調子が悪い
    若い人に平和のバトンを渡したいと思っている

    ・兒玉さんは12歳のとき広島の町で被爆した。その体験を高校生の津村さんに語り、津村さんはそれを絵に描いている。

    ・福島県飯舘村では、放射線汚染のため人々が避難先で「どうしよう」と答えの出ないまま暮らしている

    ●武器は自分を守るためではない、人を傷つけるためにある

    〇受け取ったバトンをどのように、つないでいくか

  • 「2005年、戦後60年の年に出版された『被爆者』で6人の被爆者の方の体験を伝えた写真絵本の続編となります。去年2015年で戦後70年目となり、広島や長崎での被爆からも同じく70年のときがたちました。前回の本でインタビューに答えてくださった6人の被爆者の方々も高齢となり、また、亡くなった方もおられます。今を生きるわたしたちは、その平和への想いを引き継がなければなりません…」―紹介文より―
    本書では、被爆者の方々の想いを継承する方々の想いとともに、福島の原子力発電所の事故による放射線被害のためにふるさとを離れなければならなくなった一家の想いも紹介されています。今、私たちは何をしなければならないのかを考えるきっかけになる一冊です。

  • 忘れない。

  •  表紙には、高齢の男性と若い女性。おじいちゃんと孫?と思ったが違った。被爆者の記憶に残る光景を「原爆の絵」として残すプロジェクト。被爆者の証言を聞いて高校生が絵を描く。被爆体験を若い世代へ継承していくため。
     『被爆者』の表紙の写真の女性、片岡さんのことも。2015年1月に亡くなられたそう。

  • あの絵を描くということは、ものすごく重いことだと思う。
    語られ、聞いたその話を、真剣に受け止めれば受け止めるほど、すごく重い。
    「自分だけの絵じゃない」
    その思いがあるからこそ、描くことができているのだろう。

    戦争による被爆者が歳を取り、段々と少なくなっていく中、それを残そうと記録を続ける筆者と、さらに若い世代の活動。
    そして、今、福島。
    新たに「被爆者」ではなく、「被曝者」が増えてしまったという現実。

    この本では、福島のことを語っている時にも、「被爆」という漢字を使っている。

  • 「2005年、戦後60年の年に発刊した『被爆者-60年目のことば』で6人の被爆者の方の体験を伝えた写真絵本の続編となります。
    それから10年がたち、2015年戦後70年目となりました。広島、長崎で原爆での被爆からも同じく70年がたちました。
    6人の被爆者の方々も高齢となり、また、亡くなった方もおられます。
    今を生きるわたしたちは、その平和への想いを引き継がなければなりません。
    この写真絵本では、被爆者の人々の想いを継承する人々-被爆体験者から話をきき、それを絵にする高校生。被爆者のことばを継がなければならないと思っている親戚-を紹介しました。
    また、福島の原子力発電所の事故による放射線被害のためにふるさとをはなれなければならなくなった一家の想いを紹介しています。
    平和のために、今、私たちは何をしなければならないのかを考えるきっかけになる一冊です。」

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