(P[む]1-11)コンビニたそがれ堂 神無月のころ (ポプラ文庫ピュアフル)
- ポプラ社 (2015年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591146644
感想・レビュー・書評
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シリーズ第5弾
不思議なコンビニたそがれ堂。
店長は風早の街を見守る神様のはずなのに
神無月のころ、店長がいない?
店番のアルバイトは、まさかのねここ??
・序章 神無月のころ ・幻の遊園地
・夏の終わりの幽霊屋敷 ・赤い林檎と金の川
・終章 三日月に乾杯
神無月のお留守番は、ねここでしたぁ~
今回も感動と泣ける話が盛りだくさん。
ねここの着物が不思議でステキだなぁ~
初めて南部弁の活字を見た!
ルビ無しで、一般の人は意味がわかるのかなぁ~?
お気に入りは「幻の遊園地」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ第5作目。
「神無月のころ」のサブタイトルが表す通り、たそがれ堂の主人は10月なので不在。代わりに2作目に登場するねここがたそがれ堂でアルバイトをして、訪れる人たちの悩みを解決していく。
前作が少しボリューミーだったので、今作はサクッと読んでしまった。ライトだけど、みんな心のどこかに忘れられない命の記憶があって、その記憶と決別する様子には思わず涙が溢れる。
人間だれしも永遠に生きられる訳ではないけど、命が終わっても悲しいことばかりではないことを教えてくれる一冊。 -
今回のたそがれ堂は店主が不在によりねここがアルバイトとして登場。(神無月で出雲に行ってるのかな。)幻とか、幽霊とか怖いような、でも少し切ないお話。最近、父は遠くから見守っているもんだな。親子トラブルのニュースをよく聞き悲しくなる。こんな父を見習ってほしい。
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現実世界で心ない仕打ちを受けても、たそがれ堂を読めば切なく優しい話に心癒される(*´∇`*)♪(我ながら、なんと単純な(--;))神無月という事で店長は多分あそこへ出張中(^^;)代わりにアルバイトの化け猫ねねこさんが店番(^^)そのせいか妖し度が高かったような気がする(^.^)いやハロウィンだからか?
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本当にほしいものがあるひとだけがたどりつける、不思議なコンビニたそがれ堂。今回は、化け猫「ねここ」が店番として登場!遺産相続で廃墟のような洋館を譲り受けた女性と忘れられた住人たちの物語「夏の終わりの幽霊屋敷」、炭坑事故で亡くなった父と家族の温かな交流を描いた「三日月に乾杯」など、ちょっぴり怖くてユーモラスな5つの物語を収録。深い余韻がいつまでも胸を去らない、大人気コンビニたそがれ堂シリーズ、第5弾!
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今回は、たそがれ堂の店主・風早三郎は店を開けていて、ねここがアルバイトの店番である。不思議と訪れた人がつい胸の中のもやもやを聞いてもらいたくなるのである。そして、少しだけ胸の裡を軽くして帰っていくのだ。ねここちゃん、なかなか向いているかもしれない。ほんとうに欲しいものが何かわからずにやってくるお客さんも、その人がほんとうに求めているもの、その人に本当に必要なものを手に入れて帰っていくのである。初めは、異界に迷い込むような怖さもあったが、読んでいるうちに、この世になくてはならないもののように思えて、愛すべきものになっている。コンビニたそがれ堂で出てくる食べ物や飲み物が、どれもとてもおいしそうなのもなんとも惹かれる。いつまでもいつまでも読み続けたいシリーズである。 -
【収録作品】序章 神無月のころ/幻の遊園地/夏の終わりの幽霊屋敷/赤い林檎と金の川/終章 三日月に乾杯
*いつもながら優しい語り口と温かい目線に、涙腺を激しく刺激される。 -
先日読んだ第一巻に続けて読んだのが本作。
シリーズとしては第五作目のようだ。
今回はあの店長は登場せず、ねここという化け猫店番を務める。
そして、収められたどの物語も、亡くなった人を巡る物語となっていたのが印象的だった。
それから、「夏の終わりの幽霊屋敷」以降の三作は、いずれも主人公となる人が書物に関わる仕事をしているところも面白い。
年を取っていくと、自分の中にたまっていく過去と話すようになるのか。
読んでいて、なんだかそんな予感がしてくる。
たくさんの楽しい思い出を持っておかなくちゃ。 -
中学時代に読んだもの
金木犀の匂い大好き
翻訳家の話が1番すき -
2020#32