- Amazon.co.jp ・本 (39ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591149720
感想・レビュー・書評
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ごぼうにも花があって(当然か)、アザミに似ているのにびっくり。ジャガイモの花はフランスの貴族が美しいということで広めたが、実は飢饉対策だったとか。ホウレンソウには雌雄の株があって、勿論花があるが、風媒花なので地味な花だ。見たことのある花もあるし、こんな花だったんだというのもあり楽しい。
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色鮮やかな写真絵本で、30種類の野菜の花を見せてくれる。
野菜はスーバーで買うものと思っている人には想像しがたいかもしれないが、
野菜ってそれは綺麗で個性的な花を咲かせるもの。
種をまいて育てて・・という本はあるが、収穫前の花だけに焦点をあてた珍しい一冊で、それも種別に載せてあるという親切さ。
え?あの野菜がこんな綺麗な花を咲かせるの?
え?あの野菜とこの野菜は仲間だったの?と、まぁ新鮮な驚きに満ちている。
一般的に知られている野菜の花と言うと、ナス・ゴーヤ・カボチャ・大根などだろうか。
あと、この本には載ってないが春菊の花もその可愛さで良く知られている。
オクラの花もハッとするほど素敵なので、花だけガラス鉢に活けているひとも多い。
ちなみにこの表紙はゴボウの花。なんとキクの仲間らしい。
横から撮った画像がアザミにそっくりだなぁと思っていたら、アザミも同じ仲間だった(!)。
サツマイモの花が咲くと良くないことが起こると聞いたことがあるが、東日本大震災のあった年、こちらの畑はサツマイモの花だらけだった。そして、昨年も咲いたのよね・・
朝顔にそっくりで、最初見た時は判別できなくて、畑の持ち主さんに聞きに行ったワタクシ。
80歳になるというお爺さんが「ひゃぁ、俺も初めて見たよ!」と驚いていらした。
花の仕事は、実や種を作って子孫を残すこと。
そのため虫に花粉を運んでもらう種は、おびき寄せるために美しい色をしているのだとか。
虫のお世話にならず風に運んでもらう種は、花びらも蜜もなく花が地味らしい。
ちょうどほうれん草の花のようにね。ええ、ほうれん草の花って・・咲くのですよ!
一番最後に「やさいのめばえ」という15種の画像が載っている。
地面から顔をのぞかせたばかりの小さな芽たち。いやぁ、いじらしいこと。
読み聞かせ向きではないが、ブックトークの素材として最適。家庭でもぜひご一緒に。 -
2022.6.16 2-3ち
2022.5.26 2-2 -
7歳娘の寝る前の絵本。
やさいの花が美しい写真とともに紹介されています。
身近なやさいでも、案外花は知らないもの。
花が咲く前に食べたり、収穫したりしてしまうから。
育てたことがある野菜でさえ、花は知りません。
例えばニンジンやサツマイモ。
サツマイモに花が咲くことを全く考えたことがなかったです。
ネギの花は知っているつもりだったけれど、ネギとタマネギの花の違いはわかりませんでした。
ひとつひとつ「へ~!」と思いながら読みました。 -
普段食べている野菜の花って知られていないものも少なくない。
この本に出てくる野菜の花の写真はどれもきれいで花の図鑑かと思うほど。
説明文も難しくないので、読み聞かせなら幼児から。低学年なら一人読みできると思います。
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改めて読むと知ってる野菜なのに知らなかったお花が結構あって面白ろかった。
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「毎日食べている野菜に花がさくって 知ってた?
花屋さんにある花に負けないほど 美しい花をさかせる野菜。よく見ないとわからないような 地味な花を咲かせる野菜。とても個性的です。収穫しないではたけにやさいを残しておくと、花ばたけになります。ほらね。」
ニンジン、ゴボウ、レタス、ブロッコリー、ハクサイ、カブとダイコン、オクラ、ミツバ、ネギ、タマネギ、アスパラガス、ナス、ジャガイモ、トマト、ピーマン、エンドウ、インゲン、ソラマメ、ダイズ、キュウリ、ゴーヤ、カボチャ、ユウガオ(かんぴょう)、ホウレンソウ、サツマイモ、サトイモ、ゴマ、
写真でわかりやすく。情報いっぱいだが言葉はやさしい。4歳から大人まで楽しめる。調べ学習にも◎ -
身近な野菜の花の紹介。花なので春向き。自分で読むなら中学年くらい向き。
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なすやきゅうりの花は知っているけど、そだてたことがない野さいの花をみたいなと思って、ぼくはこの本を読みたいと思いました。