結果を出すのに必要なまわりを巻き込む技術

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 145
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591150436

感想・レビュー・書評

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  • ビジネスの成否。

    それは、
    いかにして周りの人を
    巻き込むかにかかって
    いる。

    著者はマーケター故に、

    マーケティング手法を
    ベースにテクニックを
    説きます。

    まずは、
    明確な成功ビジョンを
    示して共感を得ること。

    フムフムと。

    そして、
    短くキャッチーな言葉
    を繰り返す。

    目標や方針を伝える際、
    いくら丁寧に話しても
    いちど言ったきりでは
    浸透しないんですよね。

    それより、
    短くキャッチーな言葉
    をスローガンのように
    繰り返す。

    たしかに、
    その方がよさそうです。

  •  お菓子の新製品も際限がないようです。二輪自転車が走り続けないと倒れるように、お菓子も新製品を出し続けないといけないようです。
     無理やりにでも需要を掘り出して買ってもらうことが仕事なのです。
     その新商品が生み出されるまでは、マーケティングや製造の方を始め、ネーミングやパッケージングや営業職の方々など、多くの人の協力で成り立っているのです。
     資本主義社会における経済戦争は過酷ですね。
     本書で書かれていることは製菓業界に限らず、全ての業界でも当てはまることだと思います。
     私のような世間知らずにとって、見分を広めることができました。読んで良かったと思います。

      
     実は私は酒が苦手で甘いものが好きで、チョコレートも大好きだったのですが、中年を過ぎてチョコレートを食べると太るようになり、血液検査の結果も気になるようになり、チョコレートはできる限り控えるようになりました。
     著者の部署では毎週ライバル会社のチョコレートを食べて研究しているようです。健康問題は大丈夫なんでしょうか。
       http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180706/p1

  • 結論、あまり記憶に残らなかった。
    プレゼン資料の見せ方などは参考になった。
    著者の成功の裏には運とタイミングも重要だったんだろな、と邪推。

  • 俺は読む必要がなかった。でも、誰かのためにはなるんじゃないかな。

  • 主にプロジェクトの成功例が書かれているので、自慢話にも聞こえる。
    マーケターとして大事な考え方は示されているが、じゃーどうすれば良いのかについて自分で考えるしかない。

  • 1.営業は個人プレーだと言われていますが、自分が尊敬している冨田さんは、「チームで改善していく」というスタイルを主張しています。そのため、周りから助けてもらうためにはどうしたらいいのか、自分のどの態度を直していくべきなのかを考えるために読みました。

    2.自分が取り組んでいる課題に対して本気度を見せることがスタートラインになります。会社の中で成果を出すためにはチームで取り組む必要があります。
    まず、チームで取り組むためには自部鵜の熱意を見せるのですが、そのうえで、仲間の意見をとにかく出させることです。自分がすべてやるというスタイルではなく、周りの意見をどんどん出させます。そうすることで、議論が活発になり、チームワークが深まるだけではなく、新しいアイデアを生み出す良いきっかけになります。本書の例では、チームメイトの会話で出た「お好み焼きからこぼれてカリカリに焼けたチーズっておいしいよね(P33)」という言葉をきっかけにCHEEZAが生まれました。
    つまり、まずは自分が見せること、そのうえで相手に話をさせることでチームがまとまっていくという流れになるということが言えます。

    3.自分の部署だと無理だなと思ってしまいました。というより、自分には相手をやる気にさせるだけの熱意もないので、放置しておこうというのが正直な意見です。ただ、自分と同じ係では協力し合える関係を作っていこうと思います。

  • 企業に勤める人が書くビジネス書は、自分の知らない世界だったり、仕事に対する考え方を知れたりして面白い。役立つかは別。
    チームとしてどうすべきか、リーダーとしてどうあるべきかが主軸。
    企画系の仕事というのは、まったく違うものだなと思ったし、何より責任の重い仕事だと思う。
    彼らの努力に感謝し、ポッキーを食べていこうと思う。

  • 1000個のうち3個しか生き残らない世界で、一つの魅力的な商品を作るには自分たちの部門だけではなく、多くの関係者の理解を得て巻き込んでいくことが重要

  • マーケティング施策とリーダーシップの話が半々くらいの印象です。
    特にマーケティングのアプローチをポッキーという身近なお菓子を題材に解説されている点は分かりやすかったです。
    STPや4Pの基礎知識はあるけど、どう使って良いかしっくり来ていない人にオススメ。

  • NHKプロフェショナルで著者小林さんの仕事ぶりに感銘し本書を即購入しました。共感をもとにまわりを巻き込む。そのために集団意識を大切にし、簡潔に端的に熱意を持って行動で示していく。明日からの仕事のモチベーションが上がりそうです。

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著者プロフィール

一般財団法人不動産適正取引推進機構研究理事兼調査研究部長。1970年生まれ。ハーバード大学大学院修士課程(都市計画・都市政策専攻)修了。国土交通省土地・建設産業局不動産市場整備課不動産投資市場整備室長等を経て現職。主な共著書に『不動産政策研究(総論・各論Ⅰ~Ⅳ)』『既存住宅市場の活性化』(以上、東洋経済新報社)など。

「2018年 『世界の空き家対策』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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