太郎とさくら

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591152799

感想・レビュー・書評

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  • 僕らはお互いに道を譲ってきた。道を譲り合えば、衝突をおきない。譲り合うこともできないほど道が狭いなら、お互いの体がぶつからないよう、ゆっくり進めばいい。そうすれば、並んで歩くこともできる。

  • 太郎の鈍感さ、ある意味では素直さなのかもしれないが、しっくり来なかった。人物描写がリアルなだけに、そんな事で大丈夫❓と叱咤しながら読んだ。

  • なんかもう無理すぎた。野口さんがいい人だったからなんとかなったけど、これがヤバイ人だったらどうすんの?って思った。太郎の一切何も考えずに行動するのが本当に信じられない。大体、花子ちゃんのバイト先に現れたり彼女が勤める生命保険会社にも現れたりする時点でヤバい。それなのに、風呂トイレ共同エアコンなしの3万の寮に住んでるなんて可哀想なんて言って一緒に住んで、家賃も1万しかもらってないくせに炊飯器買わされたりしてるわけじゃん。もう本当に無理。


    最後はうまく平和に終わったけど、ただ野口さんがクズじゃなかったからよかっただけ。何が面白かったのか、何が良かったのか分からない話だった。

    2020.2.10 読了

  • 212まあいつものハートウォーミングなストーリーです。もうおじさんにはちょっと軽く感じてしまう。ごめんなさい。

  • 小路幸也風。さらに甘口。

著者プロフィール

一九六八年千葉県生まれ。二〇〇八年『ROCKER』で第三回ポプラ社小説大賞優秀賞を受賞し同作で単行本デビュー。著書に「みつばの郵便屋さん」シリーズ、『ひと』『ミニシアターの六人』『レジデンス』『タクジョ!』『銀座に住むのはまだ早い』『君に光射す』などがある。

「2023年 『片見里荒川コネクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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