- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591155325
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
マンガだと入りやすいし分かりやすい。知るってとっても大事。
本人が苦しまないような社会になるといいです。 -
正道、ディスクレシアがこんなにも学校に知られていないことに衝撃を受けた……。
なんで?
文字が書けるか書けないかは学校活の基盤でしょうが?!
そんなのすぐチェックできるじゃん!
受け入れないってどういうこと?
でも先生がたの反応は鈍いよ、とか、うちにはそんな子はいませんっ!
って、怒鳴られた、という話も聞かされたしな。
ちゃんとしてる教育委員会もあるみたいだから、議会で議員に質問してもらったらいいかもね。
とりあえず司書は読んで!
わかる先生には見開きページコピーして見せて
壁にはって、子どもたちが自分で読めるようにしてやって
2018/01/16 更新 -
40人中3人もいるとされる発達性ディスレクシア。障害の程度が軽いためなかなか認知されていないが、不自由な思いを強いられる当事者のために、もっと周知されるべきだ。
-
ディスレクシア(識字障害)について、わが子の事例を踏まえて描かれたわかりやすい入門書。
『ファンタジア』という漫画作品があり、ディスレクシアの主人公が手品で活躍する様子を描いていますが、そこだけではなくて、最近の研究をきちんと踏まえて書かれています。
とはいえ、描かれているのは著者の息子の事例なので、あくまで「一例」というか。
ただ、勉強のできない子として放置されてきた子たちの苦しみに保護者が、そして学校の先生が気づいてくれる一助となるといいなと思います。
特別扱いができるかどうかはちょっとわからないけどなぁ。 -
著者は本業はBL漫画家。
大学の研究者が関与しているから読みやすくなってはいるけれど、漫画家・母親としてのよくありがちな育児エッセイ漫画をすこしよくした感じ。「子育てをしても誰にもほめてもらえない」という著者のつぶやきに、もやっとした。著者の出逢った教育者がよかっただけで、下手すると福井県池田中の男子生徒のように、副担任に追い込まれて、不登校にされたり、自殺させられるかもしれない。
発達障害ディクレシアについての理解は深まるが、障碍者として法律に守られ過ぎることの是非は考えてべきだろう。
ドイツの教育事例をもとに、ディクレシアは会社人でなく、手に職系の料理人やクリエイターをめざすというのは危険。経営不安定な個人商店でしか雇われず、将来、生活保護になるか、ニートになりやすい。
アニメや漫画という産業を重視しすぎた弊害ではないだろうか。 -
発達性読み書き障害の息子について、母親がマンガ化。
小学校・中学校・高校とそれぞれの時期のエピソードをマンガ化しているので、身近なディスレクシアの子供が大人になるまでを想像しながら読めます。
広くいろいろな人に読んでほしい。
オススメのマンガです。
一度ざっと読みましたが、もう一度最初からしっかり読もうと思います。
この本の中で、漢字を覚えるベースとしてまずカタカナを覚えるということが書いてありました。
カタカナを覚える重要性についてはそんなに認識していませんでしたが、「なるほど」と思いました。 -
千葉さんの息子さんって発達障がいで字が書けなかったんですね。今は訓練して、ひらがな、カタカナは全部かけて、漢字が苦手ということのようですが、そういう子もいるんだなーって。
途中にディセレクシアを研究している先生との対談があって、その話の中で、ドイツでは、中学生ぐらいから勉強を続けるか、技術系に進むか分かれるようになっているという話で、それは、単純に得意不得意をもうその頃にはわかってるから、無理に不得意なことはしないという、技術の人も勉強ができる人も同じように尊敬されるのが当たり前の社会になってるからだと思う、というのがあって、はーなるほど、と思ったのでした。文字を書くのが苦手な子が、その苦手をずっと重荷に思わなくて良いという点においては、選択肢の幅が広がるのかなと思いました。
前に作家さんのどなたかが発売されるよーとつぶやいていたなと思っていた本が、たまたま本屋で目に付いたので買ってみたのでした。 -
マンガ☆4.0
自分の子どものディスレクシアのことについて、わかりやすく描かれていた。