嘉納治五郎 (世界の伝記 コミック版 42)

• ポプラ社 (2018年11月17日発売)

作品紹介・あらすじ

幕末から明治へと移り変わる時代に生まれた嘉納治五郎。成績は優秀だったものの、体が弱かった治五郎は、自らを武道によって鍛える事を思い立ちます。日本古来の武術である柔術を学んだ治五郎は、やがて柔術を新しい武道「柔道」として生まれ変わらせます。こうして治五郎の生み出した柔道は、やがて海を越えて広まっていく事になるのです。
いまや世界的なスポーツとなった「柔道」の生みの親であり、他方、教育者として明治の日本に「体育」根付かせた嘉納治五郎。その功績が認められ、日本初の国際オリンピック委員となった治五郎は、オリンピックの日本招致のため奔走します。
文明開化に沸く日本を舞台に、新旧の武道、教育と鍛錬、身体と精神の「融合」を目ざした嘉納治五郎の足跡を、漫画と記事で楽しく知ることができる一冊です。

感想・レビュー・書評

[natsunatsu711さんの感想 · 2024年4月6日]

嘉納治五郎も西郷四郎も小柄だったところが素晴らしい。
ラフカディオハーンと関係があるとは知らなかった。

[司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）さんの感想 · 2023年5月10日]

「幕末から明治へと移り変わる時代に生まれた嘉納治五郎。成績は優秀だったものの、体が弱かった治五郎は、自らを武道によって鍛える事を思い立ちます。日本古来の武術である柔術を学んだ治五郎は、やがて柔術を新しい武道「柔道」として生まれ変わらせます。こうして治五郎の生み出した柔道は、やがて海を越えて広まっていく事になるのです。
いまや世界的なスポーツとなった「柔道」の生みの親であり、他方、教育者として明治の日本に「体育」根付かせた嘉納治五郎。その功績が認められ、日本初の国際オリンピック委員となった治五郎は、オリンピックの日本招致のため奔走します。
文明開化に沸く日本を舞台に、新旧の武道、教育と鍛錬、身体と精神の「融合」を目ざした嘉納治五郎の足跡を、漫画と記事で楽しく知ることができる一冊です。」

[りんりんさんの感想 · 2021年5月6日]

「何事でも、はじめの1歩を踏み出す人の苦心に変わりはない。その苦心があってこそ、花の咲く未来があるものだ」という言葉に感動した。
柔道で戦うところがかっこよかった。
ぜひ読んでほしいです！