- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591162668
感想・レビュー・書評
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あずかりやさんの存在・・・人とものの余白
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シリーズ物らしいが、私はこれが初読である。ものをあずかる仕事を営む盲人の店主は、実はものではなく心もあずかり癒やしていく。とにかく仕掛けが巧みで引き込まれる展開だ。
店主は店から出ることはなく、物語はそこに訪れる客たちの話のオムニバスとして展開する。しかし個々独立しているのではなくそれぞれに因果関係がある。語り手は虫であったり鳥であったり、時計であったり紙であったり変幻自在だ。これも面白い。童話的な雰囲気をたたえながらも、人情に切り込んでいくのもこの作家の得意とするところなのだろう。
作品の世界がはっきりと伝わってくるので安心して読み続けられる。文庫にして書き下ろしというのも面白い試みだ。 -
あすかりやさん第3弾
今回は、あずかりやさんにやってきた人の物語。
あずかりやさんにあずけに来た人は、物と距離を取ることで、何かの区切りをつけようとする。
あずかりやさんは、その絶妙な距離感で、あずけに来た人と穏やかに応対する。
あずかりやさんは、教会の神父か。 -
今回は第3弾。いろんな人がいろんなものを預けていくんだなあ。後半一部、ちょっとあずかりやさんなの?と、わかりづらいとこがあったかなあ。
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このシリーズはすべて会社の同僚に借りて読んでいます。通勤の電車の中で読むと心がすーっと落ち着きます。
同僚に感謝を伝えたいです。 -
今回は何か切ない話が多かった
かちかちかっちゃんはちょっと来た
スーパーボールはもっと来た -
あずかりやさんシリーズ3作目。
いつもいろんな動物や物の視点からのお話だから、今回は誰視点かな?って思いながら読んでる。
今回のお話も全部あったかくて、全部店主さんの人柄が出てて、この店主さんに救われる人や動物や物は沢山いるなぁと思った。あずかりやさん近くに出来ないかな笑 -
期待して分、、
ちょっと残念でした