コンフィデンスマンJP ロマンス編 (ポプラ文庫 や 2-5)

  • ポプラ社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591162996

作品紹介・あらすじ

ダー子、ボクちゃん、リチャード、そして五十嵐の正体は、華麗に人を騙すコンフィデンスマン(信用詐欺師)。香港マフィアの女帝が持つ伝説のパープルダイヤを狙うが、事態は予測不能な展開に――? 
大注目の脚本家・古沢良太による脚本を、人気作家・山本幸久が豪華小説化!

<プロフィール>
古沢良太
脚本家。1973年神奈川県生まれ。東海大学文学部卒業。2002年、『アシ!』で第2回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞を受賞しデビュー。
代表作に『キサラギ』、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、『相棒』シリーズ、『リーガル・ハイ』シリーズ、『エイプリルフールズ』『ミックス。』など多数。

山本幸久
作家。1966年東京都生まれ。中央大学文学部卒業。編集プロダクション勤務などを経て、2003年「笑う招き猫」で第16回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。著書に『ある日、アヒルバス』『幸福トラベラー』『店長がいっぱい』『誰がために鐘を鳴らす』など多数。

感想・レビュー・書評

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  • 2021/10/24
    ノベライズしたのが山本幸久!
    そういう仕事もするのね。
    長澤まさみや東出昌大に似てるとか大変わかりやすく軽い描写で楽しめました。

  • 映画を観てないから誰が誰役かわからないだろうと思ってたけど、バリ書いてあった。どこからどこが?と思いながら楽しんで読めた。
    63冊目読了。

  • コンフィデンスマンJPシリーズはドラマから大好きです。好きすぎて、初めてノベライズというものを読んでみました。
    てっきり映画と同じストーリーを辿るのかと思っていたら、大筋こそ似ていますが全然違う話になっててビックリしました!パラレルワールドって感じでしょうか。

    映画では、リチャードとぼくちゃんが「全然食いつかないよ」と言っていた鉱山詐欺が成就してて、キンタギンコにも役処があって、赤星はパープルダイヤが偽物とは気付いてない。
    ラストにあかぼし財団香港支社長が言っていた、ニセモノをホンモノだと押し通しておいた方がみんな幸せになれる、というくだりは、映画プリンセス編と通じるものがあり。
    映画懐かしいなぁ、と思って読み始めたら、全然違う話を読むことになって、、楽しかったです!

  • 長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、小手伸也出演のドラマの映画版シナリオをノベライズしたものです。
    ドラマを見ていたので、ノベライズも楽しめました。
    いつものどんでん返しで最後まで結末が読めませんでした。
    でも、やっぱりこの作品は映像で見たいなぁと感じました。

  • 文書のレベルは中学生レベル、でも、その分読みやすくて面白かった。序盤以外はずっとモナコ目線だったのも、人称変えるの面倒くさくなった?そもそも、人称を交えて話を最初展開する必要あった?って感じではあるけれど…

    物語自体は映画と話が全然違ってびっくり。
    背景も違うし、ランリウと元旦那の恋のお話もないし。赤星は騙されたって知らないまま終わるし。
    映画にもあった哀愁感がそこはかとなく漂うシーンが本ではまた違ってそれも面白かった。
    映画ではランリウが出す哀愁感、本ではモナコが出す哀愁感だったかな。

  • 山本幸久がノベライズを担当している、ということで手に取った。
    もともとはテレビで人気のドラマが映画化された、その映画版のノベライズにあたる。

    凄腕の信用詐欺師たちが香港を舞台に繰り広げる騙し騙される姿をコミカルに描いた一冊だ。

    ドラマも映画も未見だったけれど、山本幸久の人物描写が身も蓋もなくて、「長澤まさみ」とか「小日向文世」とか実際の役者の名前がそのまま出てくるので、ドラマを見ていなくてもどういうキャスティングなのかがすぐに頭に浮かんだ。

    物語自体はありえないフィクションなのだけれど、その軽快さとスピード感はフィクションだからこその面白さで、ラストのめくるめくどんでん返しまで楽しく読んだ。

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著者プロフィール

2002年脚本家デビュー。「ALWAYS 三丁目の夕日」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞。「ゴンゾウ 伝説の刑事」で向田邦子賞受賞。主な作品に「外事警察」(NHK)、「鈴木先生」「リーガル・ハイ」「デート〜恋とはどんなものかしら〜」「コンフィデンスマンJP」。またEテレ子ども向け人形劇「Q〜こどものための哲学」の脚本を担当するなど多分野にわたり活躍。

「2023年 『どうする家康 三』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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