- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591166611
作品紹介・あらすじ
<内容紹介>
ダー子、ボクちゃん、リチャード、そして五十嵐の正体は、華麗に人を騙すコンフィデンスマン(信用詐欺師)。世界有数の大富豪・フウ家の10兆円の遺産を、誰も知らなかった謎の隠し子「ミシェル」が相続するらしい。噂を聞きつけたコンフィデンスマンの3人も華麗にコンゲームを仕掛けるが……。大注目の脚本家・古沢良太による脚本を、人気作家・山本幸久が豪華小説化!
<プロフィール>
古沢良太
Kosawa Ryota
脚本家。1973年神奈川県生まれ。東海大学文学部卒業。2002年、『アシ!』で第2回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞を受賞しデビュー。
代表作に『キサラギ』、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、『相棒』シリーズ、『リーガルハイ』シリーズ、『エイプリルフールズ』『ミックス。』など多数。
テキスト2)
山本幸久
Yamamoto Yukihisa
作家。1966年東京都生まれ。中央大学文学部卒業。編集プロダクション勤務などを経て、2003年「笑う招き猫」で第16回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。著書に『ある日、アヒルバス』『幸福トラベラー』『店長がいっぱい』『あたしの拳が吼えるんだ』など多数。
感想・レビュー・書評
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今回ダー子が連れてきたのは歌舞伎町に住むコックリ。オサカナであるシンガポールのフウ一族に対し、ひょんな流れから当主になろうという話に。毎度のごとく計画通りにいかない作戦の中、その場その場で凌ぐように振る舞うが、終盤のダー子が語る妄想話では的確に真実を捉えている。今回も計画とは違ったスッキリ感が味わえた。映画観よっと。
78冊目読了。
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テレビドラマから映画化された「コンフィデンスマンJP」の第二弾映画「プリンセス編」のノベライズになる。
稀代の詐欺師、ダー子が狙うのは、シンガポールの大富豪・フウ家の莫大なる遺産。
おなじみのテレビドラマのキャラクターたちの雰囲気はまったく損なわず、小説としても楽しく読める。
話自体は荒唐無稽なのだけれど、そのぶっ飛んだ感じがこの作品の面白みだと思う。