クマとこぐまのコンサート (ポプラせかいの絵本 66)

  • ポプラ社
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本棚登録 : 223
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (33ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591168233

作品紹介・あらすじ

クマのブラウンは、小さいときからピアノがだいすき。
森から街へ行き、大スターになりました。
けれど時はながれ、夢のような日々は終わりました。
ブラウンは引退して、ふるさとの森へ帰ることにしました。
パパになったブラウンは、森のピアノを見つけたこぐまにむかしの話をします。
パパのかなしい顔を見て、こぐまはあることを思いつきました・・・。

『クマと森のピアノ』(第11回MOE絵本屋さん大賞2018第10位入賞)、『イヌと友だちのバイオリン』につづく感動の最終作!

感想・レビュー・書評

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  • クマのピアノひきのブラウンさんの絵本ですね。

    クマのブラウンさんはピアノが大好き。
    森から街に行き、大スターになりました。
    ところが、年をとり、ブラウンさんはピアノをあきらめて、
    森に帰りました。
    ブラウンさんに こぐまがやってきました。
    こぐまとの たのしいせいかつが おとずれます。
    あるひ こぐまは もりのなかに ピアノをみつけました。
    こぐまは ブラウンさんの かつやくをしりました。
    こぐまは ブラウンさんに げんきをねがいました。
    そして~

    心が温かくなる絵本です。
    パパを思いやるおてんばこぐまが、とても可愛く、美しい物語を醸し出します。
    絵がファンタジーにあふれ、優しさに包まれています。
    感動の奇跡のコンサートは、涙がこぼれます。
    俵万智さんの訳もいいですね。
    幸せのお裾分けの、楽しい絵本です。

  • ひだまりトマトさんのおススメです
    あたたかい、どこまでもあたたかいお話し

    クマとピアノのお話し 三作目なのですね
    絵が素敵です
    光が溢れてて静かで……
    ラストのページ
    いつまでも観ていたいです

    俵万智さんの訳もやわらかいです

    ≪ コンサート 心のおみやげ それぞれに ≫

    • ひだまりトマトさん
      はまだかよこさん、こんにちは。

      せつなく、やさしい、そして希望のあふれる絵本でした。

      いつもながらの句に、うなづきました。
      ほんとうに、...
      はまだかよこさん、こんにちは。

      せつなく、やさしい、そして希望のあふれる絵本でした。

      いつもながらの句に、うなづきました。
      ほんとうに、こころにおみやげをもらったようでした。
      いつもありがとうございます。
      2023/07/19
    • はまだかよこさん
      こちらこそ((´∀`))
      えほん大好き!
      これからもよろしくお願いいたします。
      コメントありがとうございました
      こちらこそ((´∀`))
      えほん大好き!
      これからもよろしくお願いいたします。
      コメントありがとうございました
      2023/07/20
  • 〝熊のブラウンは、森から街に出て、ピアニストとして大スタ-になりました...時は流れ、夢のような日々は終わりました。ブラウン引退して、故郷の森へ帰ることにしました...パパになったブラウンは、森のピアノと古いポスタ-を見つけた子熊に、楽しかった昔の話をします...。パパの悲しそうな顔を見た子熊は、あることを思いつくのでした〟・・・イギリスの絵本作家デイビッド・リッチフィ-ルド作、俵万智サン翻訳による『クマと森のピアノ』『イヌと友だちのバイオリン』に続く心優しい感動の絵本。

  • 温かい話

  • 2022年度 6年生
    今回の絵本は、担任の先生が音楽が得意で、子供達も音楽に親しんでいると
    伺っていたのと、うっとりするほど絵が綺麗なので、それを見てもらえたら!と思い選書しました。
    先月に続いての読み聞かせだったので、子供達はリラックスした雰囲気でした。
    でも、お話が始まると、みんなグッと集中してお話に入ってきてくれているのを感じました。
    お父さんグマに、ピアノが大好きだった事をもう一度と思い出してもらう為に、こぐまちゃんが行ったサプライズとは!?
    読み手の私は、お父さんクマに心情が重なるけれど、子供達は
    こぐまちゃんの気持ちで聞いてくれているのかな?等と想像しながら読ませていだだきました。

  • もうすぐ、父の日。
    ピアニストのブラウンが、ピアニストとして、舞台を降りたのだけど・・・
    こぐまの優しさと、昔の音楽家、演奏家が、集まるように手紙を出して、1日のコンサートが、開かれる。
    引退しても、まだ、楽しむことができ、その日の活力を与えてくれる本が素敵に思えた絵本である。
    たった一晩の奇蹟!
    みんなの心のお土産という言葉も・・・

    これは、後で、3作目と知った。
    他の絵本も読んでみたいと思っている。

  • 最後まで読み終わってから、もう一度タイトルを見て、いいお話だなと感動しました。
    (一般担当/YUKI)

  • クマのブラウン、年をとってピアノに迫力がなくなる
    こぐまが昔、ブラウンがピアノを演奏していたことを知るけれど、ブラウンは悲しくてもう離れたくなる
    こぐまはいぬのヒューゴ、バイオリン弾きに手紙を出してみんなやってきて、一晩限りの演奏会が開かれる

  • 三冊目も切なかった~。
    クマがピアノを弾く絵本シリーズ。
    森のハーモニカおばさんのような切なさがある。
    新刊が年一回な感じなのが待ち遠しい。
    イラストの色使いとか線のタッチとかも見開きで光景が森の奥行きが、都会の遠さが伝わってくる。

    バイオリン弾きさんはさらにまた仲間を増やしていたね。
    みんな来てくれてありがとうだよ。

    俵万智の訳がまたいいんだ。
    心結に残ったって普通なら訳しちゃいそうなところを、「心のお土産になりました」って訳すんだよ?
    秀逸。
    続きはこぐまちゃんがピアノ弾くようになるといいなぁ。

    これが絵本で、子供向けのコーナーにおいてあるだけって、すごくもったいないと思う。
    大人にも読んでほしいし、読めばきっとなにか感じずにはいられないと思うんだ。
    絵本のコーナーなんて、子供がいなければ早々立ち寄らないし、独り身的には友人のお子さんへのお祝いにリクエストなければ踏み込まなかった領域。
    大人にこそ、出会ってほしい絵本だなぁ。

    くうぅ、切ない。

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