- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591174029
作品紹介・あらすじ
一日百円で何でも預かります。東京の下町でひっそりと営業する「あずかりや」。「半年後に引き取りにこなかったらポストに投函して」と店主に託された手紙の行方は? 突然店にかかってきた電話の相手は、意外な女性で…。高倉健、緒形拳、石原裕次郎の三人が預けた「ある物」とは? 日本屈指の盆栽の名人が遺した名木を、不肖の孫が受け継いだことから巻き起こる大騒動……累計30万部突破、ほっこり切ない人気シリーズ第4弾。
感想・レビュー・書評
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あずかりやさんシリーズ第4弾。
1日100円で何でも預かる「あずかりや」が舞台の全5話。
大好きなシリーズで、今回も独特な世界観に浸ってほっこり優しい気持ちになりました。
しみじみ心に沁みるような物語です。
あずかりやさんも10年も経つのか…
店主の桐島透さんが相変わらず穏やかで誠実で、人として惹きつけられます。
様々な人間模様が様々な角度から描かれて毎回ワクワクするので、まだまだ続いてほしいと思います。
第5弾も出ているみたいだけど、文庫化まで待ってみようかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
物語に出てくるまぼろしチャーハン食べてみたい!
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すべて感動するお話で心あたたまり、ほっこりする。読み終わったあと少し優しくなれる。
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安定の物語。短いエピソードだけど「まぼろしチャーハン」が好きかな。
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盲目の店主が営むあずかりやさん。
現在5まで出ていてこれは4作目。勤務の図書館で文庫受け入れをして、これ、飛ばしてたことに気付きました。
相変わらずの静かで優しい桐島くんの世界が、『あずかられるもの』たちの視点で広がっていく。
奈落の底だと思っていたが、そこも人生の立派な舞台だったのだー(高倉健の夢:p180)
辛いことは、新しい道を教えてくれる。この子は今、一本の枝を失った。それにも意味があると思わない?ー(文人木:p230) -
☆4
第4弾
今作もほっこり切なくて、やさしい物語に癒されました(*´˘`*)♡
表題作の「まぼろしチャーハン」と「高倉健の夢」がとても良かったです❁⃘*.゚ -
あずかりやさんの店主は、相変わらず穏やかで優しさいっぱいでした。黒電話の主張もなかなかのものでした。
今回のあずかりものは、ラブレター、声、
100円をもっていた女の子、トランク、文人木など。 -
あずかりやさんシリーズ第4弾。やっぱり好き。
店主さん、目が見えなくてもすごいいい人っていうのが伝わってくる。第5弾も文庫化しないかな~ -
シリーズ第4弾とあったが、実はこのシリーズは初読。
読後は温かい気持ちになれるだけでなく、毎章人として大切な何かを教わった気がする。
このシリーズの他の本も読んでみたくなった。 -
シリーズをたくさん読んだが、どの作品も心に沁みる話だった。朝電車内で読んでると一日の始まりが気持ちいい。