環司先生の謎とき辞典: チカと文字禍とラブレター (ポプラ文庫ピュアフル Pか 10-1)
- ポプラ社 (2023年5月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591177549
作品紹介・あらすじ
「漢字が僕を呼んでいる」漢字マニアの先生と女子高生チカが漢字の魔力で謎を解く、令和を代表する学園解読ミステリ!
過去のトラウマから文字で全ての気持ちを伝えることなんてできないと感じ、文章を書くこととSNSが大嫌いな高校生、知華。彼女の学校には国語担当の環司先生がおり、女子は皆イケメンだと騒いでいるが、知華はひょんなことから彼が驚くべき漢字マニア――愛読書は漢和辞典、特技は一発で目的の漢字を引くこと、ワイシャツの下には必ず漢字T――だと知ってしまう。そんな折、学校である事件が起き、チカは先生が「漢字が僕を呼んでいる」と言い放ち、漢字でそれを解決するのを目の当たりにして……?
■著者プロフィール
皆藤黒助(かいとう・くろすけ)
鳥取県境港市出身。エブリスタ電子書籍大賞2013にて毎日新聞社賞、スマホ小説大賞2014にて角川文庫賞と讀賣テレビ放送賞をダブル受賞。『ようするに、怪異ではない。』にはじまる「よう怪」シリーズで人気を集める。近著に『あやかし民宿の愉怪なおもてなし』(全て角川文庫)、『ことのはロジック』(講談社タイガ)など。
感想・レビュー・書評
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知華と先生の会話が面白かった。
そして終盤の展開にえ?となり進む手が止まらなかった。
先生のキャラが好き。漢字にもさらに興味が湧く作品だと思う。
2弾あったら嬉しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うむ。。。
面白いと思えなくなっている自分に年を感じました。
教師と生徒はいかん。 -
今の世の中は分からないことはなんでも調べられる。辞書の需要は年々減ってきている。だがこの本は新しい辞書の楽しみ方を教えてくれる。この本を読み終わったあとつい辞書を手に取ってみたくなる。
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勉強になった