パタリロ 22 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592111924

感想・レビュー・書評

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  • アスタロト様無双

  • 01033
    K018
    K-9999999-018

  • なんでこの巻表紙絵ないんだよ。泣くぞ、オイ。

    あえて22巻かというと、ご存知の方には今更だが22・23は番外編だからです。「魔界公爵アスタロト編」とでも申しましょうか。

    小学生の頃、なぜか児童館にあったパタリロにはまり古本屋でこの巻をみつけ
    「なんか凄く綺麗な女の人(この当時正直まだホモとか耽美な男性とかよく理解してなかった。)が表紙だ!!」と喜びいさんで買ったのです。

    開いてみれば、なんとその美しい人は男でしかも悪魔というじゃないですか。しかし元々妖精図鑑だの妖怪図鑑だの大好きだったし、パタリロのいる悪魔の世界を予想外とはいえわくわくして読みました。

    今みても魔夜峰央の独特な美しいような怖いような、陸だか海だか空だかわかんない魔界の描写といい、

    「○○はどこぞ」と言われれば「おそばに」とヌッとでてくる不思議で魅力的な悪魔達といい、

    耽美っぽくみせかけて相変わらず結構ひどいギャグ、しかもこの頃ってばとっても脂がのっててとっても笑えるパタリロといい、

    たまりません。

    私の悪魔好きの原点、すっげえ冷酷だけどパタはみに「水戸黄門みたい」と言われたなんだかんだで、部下や友人にはすっげえ優しくて悪者をこらしめる私の大好きなアスタロト様を

    ぜひ色んな方々に知っていただきたいとおもうしだいです。

著者プロフィール

漫画家。1973 年『デラックスマーガレット』(集英社)でデビュー。1978 年「ラシャーヌ!」を複数の漫画雑誌(白泉社)に不定期連載開始。デビュー以来、オカルト・ホラーやミステリー調のシリアス路線が作風の主体であったが、同作からギャグ路線に変更。同年「パタリロ!」を『花とゆめ』(白泉社)で連載開始。アニメ化されヒット作となる。近年は復刻出版された『翔んで埼玉』(宝島社)や、「マンダム」「パタリロ!」第1話ほか珠玉の作品ばかりを集めたベスト作品集『う?ん、マンダム。』(PHP 研究所)などが好評を得ている。

「2016年 『魔夜峰央タロット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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