- Amazon.co.jp ・マンガ (179ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592124979
感想・レビュー・書評
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由貴香織里作品の中で一番好きです。
雑誌掲載時に読んで感動し、文庫発売を心待ちにしていました。
最後の3ページは思い出すだけで切なくなります。
空を舞った風船と、ロルの笑顔。
あの二人には最高のハッピーエンドだったのだろうなぁ。
哀しくて美しくて何度でも読み返してしまう大切な一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ホモ殺人鬼の葛藤の物語。世界観にたっぷり酔えるお!この強引なくらいの「これが描きたいんだ!!」っていうのをみせる作者の力量は漫画界にもそんなにおらんお。由貴香織里さんの短篇集のなかでもこれはダントツにオススメだお
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由貴作品で一番好きです。
何年も前に手にして、それから何度も泣きました。
悲しくて美しい不器用な愛、を扱った話が今でも好きなのは、この作品に出会ったからかも。 -
暗い少年時代を経て殺人鬼と化してしまった教師・エイドリアンと、男娼をしている美少年・ローレンスの純愛物語。
由貴香織里の美麗な絵がせつなさを際立たせています。
これはBL受け付けない人にもお薦めしたい。
純粋に、人間同士の愛って哀しいけど素敵だな、って思えるはず。
ラストにはばっちり泣かされました。。
やっぱこの人の作品、たまらなく好きです。 -
何度読んでも泣ける。洋画を観ているようでした。2人にとってはハッピーエンドだったのだと思います。
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由貴先生の著作の中で、一番のお気に入り。
まるで映画を見ているような気分にさせる、大切な一冊。
黒と白のメリハリの効いた画面がとてもいい。
何回でも読み返したくなるような、そんな作品です。
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これは見ようによったら耽美かも。
(というか、そうだろう)
子どもの残酷さとか、大人の身勝手さとか。
愛することの切なさとかがすごくいい。
ロルの眼が切なくて大好き。
手元にあるのと修正前verで違うのを読んだ記憶があるんだけど…。
不確かな記憶…。
結末がやっぱりすごく好き。
悲恋の作品は好きなのが多いけど、一番好きなのはこれ。
最後の風船が飛んでいくシーンとかも素敵。
男同士だからこそ切なくていいのかも。 -
もー何時読んでも切ない。超美しい。短編なのに心に残るし泣ける。
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読みきり。
純愛。心の綺麗な、男娼と殺人鬼の純愛。
最後はハッピーエンド。
作中の「俺の殺人鬼…」が一番好きな台詞。