大奥 8 (ジェッツコミックス)

  • 白泉社
4.22
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感想 : 154
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592143086

感想・レビュー・書評

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  • 久道が吉宗を思う気持ちというか覚悟は
    ものすごいものだったのだな。

    ここから田沼意次・平賀源内のストーリーのよう。
    源内のキャラがいいな。

    2013.12.18読了

  • 赤面疱瘡の治療法が見つかり、男が増えるようになるとどうなるのでしょう??
    もはや希少価値のなくなった、働かない働く場所のない男どもが町中をうろうろするようになり、世間の目は冷たく扱いはぞんざいになり、境遇に不満を持った彼らは徒党を組み『男性復権』を訴えたりするのでしょうか?
    史実を踏まえつつ、どう物語を展開するのか?
    先が楽しみです。

  • ここではあまり表立って描かれていなかった加納久道でしたが、いざ亡くなってみると非常に重い存在であったと伺われます。久道からみた逸話ももっと読みたい欲求に駆られます。
    吉宗も逝去し、次は田沼意次・平賀源内を中心とした話になっていきそうですが、田沼意次の生涯を調べてみると、( `・ω・) ウーム…そうなんだ。源内、いいキャラしてますねw

  • 吉宗が引退して時代は暗愚な九代・家重へ。1巻からずっと影の主役だった吉宗や久通がついに死去。久通は最強の腹心だった・・・(涙)。なつかしの杉下さんも亡くなっちゃった・・・。
    吉宗に代わって田沼意次と、赤面疱瘡を撃滅すべく平賀源内(まさかの女性!)の活躍が今後のメインになりそうです。

  • この話は基本的に将軍が柱になって進んでいくんだけど、ときどき出てくるサブキャラもそれぞれに過去の人生や大事にしてるものがあってそれをちらつかせながら世界を作っているっていうのがすごく好き。今回は料理人やら蘭学者やらを引っ張ってきて、しかも割とメインの扱いで珍しい展開。赤面疱瘡はどうなるんでしょうか…予防接種ができる流れのようだけど、治って元通りの男女比にいくまで年数どれくらいかかるんでしょう。まだまだ気になる。

  • 続きがひたすら楽しみ。

  • 吉宗と久通の最後の会話、彼女が将軍になってこの話が始まったのだ、と思うと万感胸に迫るものがあった。ようやくここまできたのか……。田沼意次が後事を託されたのではあるが、我々は彼女が失脚することを既に知っているのである。この先の歴史がまたどのように描かれるのか、赤面疱瘡の行方と共に、相変わらず目が離せない。
    挟み込みペーパーの対談に有功の還俗の元ネタは鳩摩羅什とあって、うわそうだったのか!と驚いた。言われてみれば確かに。

  • 9代将軍って聞いても、8代・吉宗感の存在もあって、いまいちピンとこないけど、こんな感じですか。確かにこれだと話題にも上らないかも。田沼意次とか平賀源内とか、他に有名人がたくさんいるし。中にはこういう、冴えなくてかつ醜女ってパターンもメリハリがあって良いですね。

  • いろんな人の思惑、陰謀等々が渦巻いているというのは、昔に限った話じゃないと思うのですが、この作品を読んでいるとその渦巻いているものを非常に強く感じます。
    好きなキャラクター、好きなエピソードが出てくるたび、「この人はどういう風に不幸になっていってしまうのだろう……」とか、思わず不安になってしまい……。
    とは言いつつも面白いので、読むのを止められません。

    私は歴史に非常に疎く、徳川十五代の名前も半分くらいしかわかっていないという有様なのですが、それでも十二分に楽しめる作品です。
    とはいえ、史実を知った上で読むと照らし合わせることが出来ると思うので、より面白いのかもしれません。

  • 読み応えのあった吉宗編が終わってしまった…。

    吉宗と久通の主従関係がすごく好きだったから寂しい。
    もう一ペア、綱吉と吉保も好きだったけど
    吉保こえーって常に思ってて。
    でも久通も負けず劣らず怖い女でした(笑)

    吉宗も綱吉もここまで思われたら
    主人冥利に尽きるよなー。
    そしてそこまで仕えられる主人がいるのも幸せなこと。

    今は8巻から登場の田沼意次がいいキャラで気になっている。
    どうやら私はこと武士時代の話では
    涼やかでやり手の賢い女性が好きみたい。
    優しく強い女性って素敵だ。

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著者プロフィール

東京都生まれ。代表作の『西洋骨董洋菓子店』は2002年、第26回(平成14年度)講談社漫画賞少女部門受賞。2006年、第5回(2005年度)センス・オブ・ジェンダー賞特別賞、第10回(平成18年度)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。ほかの作品に、『大奥』『フラワー・オブ・ライフ』『愛がなくても喰ってゆけます』『愛すべき娘たち』『こどもの体温』などがある。


「2022年 『きのう何食べた?(20)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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