大奥 第9巻 (ジェッツコミックス)

  • 白泉社
4.24
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592143093

作品紹介・あらすじ

八代将軍吉宗の遺志を継ぎ、長崎から来た青沼、そして田沼意次・平賀源内が、今なお猛威を振るう赤面疱瘡の解明に挑む──! 2012年12月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 大奥第9巻は、田沼意次の時代が描かれている。
    青沼が大奥に入り、初めは反感を持たれるも、大奥でのインフルエンザを最小限に抑えたことで、次第に彼の蘭学の講義を聴きに来るものも増えてくる。
    そして、源内は赤面疱瘡の予防策を考え始める。

  • 実写化したところで面白さは伝わらないと思うんだけどなぁ

  • うかうかしてる間に新刊が出ていた。
    もうこのあたりの歴史、完全に忘れてる・・・(泣)

  • 何となく史実(源内と意次の)を知っていると、この後の展開は少なからず分るが、それでもそれを“読ませてくれる”だろうという期待感がこの作家さんにはある。

  • 平賀源内大活躍。
    ここであえての百合。
    病の止め方から目が離せない。

    サボンで手洗い大事。

  • かっこいいヒロインもヒーローもいない9巻。だから地味な人たちの輝きが見えます。
    混血であることへの差別に負けず、医学に燃える吾作。家治の正室五十宮がみた学問の夢。吾作だからわかる五十宮の夢の楽しさと儚さ。
    大奥全編の中で、決して長くはない五十宮の出番ですが、忘れ難い人物となりました。
    次の巻がまた江島事件のような展開になりそうで、気が重い終わり方です。しかしそこはよしながふみ、陥穽をどう魅せてくれるか、恐いもの見たさで待ち望む10巻です。

  • 赤面疱瘡の原因を解明する動きが大奥内でも生まれる。その多くでは、田沼意次が老中となり目立つ裏で、将軍争いがヒートアップしはじめる。そんな中をのびのびと動き回る平賀源内。史実でもこんな色男?だったのだろうか。
    男女逆転の状況をどのように男女同数に近づけるのか。物語も佳境に差し掛かっているが、続きが気になる。吉宗が望む社会とはどのような社会だったのだろうか。

  • 昨日何食べたと連続で読んで、全く別世界なのがすごい。同じよしなが作品だってことを、少し忘れてしまう。

  • 物語も佳境に。ほんとによく作り込まれています。感染症や漢方薬の説明も「納得」で、すごい勉強ぶりに感動です。ただ、物語が作り込まれすぎているのか、初期のぶわっと感情がほとばしってくるような感動は、、、

  • 治済登場。まだ本性は現われていない。

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著者プロフィール

東京都生まれ。代表作の『西洋骨董洋菓子店』は2002年、第26回(平成14年度)講談社漫画賞少女部門受賞。2006年、第5回(2005年度)センス・オブ・ジェンダー賞特別賞、第10回(平成18年度)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。ほかの作品に、『大奥』『フラワー・オブ・ライフ』『愛がなくても喰ってゆけます』『愛すべき娘たち』『こどもの体温』などがある。


「2022年 『きのう何食べた?(20)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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