- Amazon.co.jp ・マンガ (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592145486
感想・レビュー・書評
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史実をきちんと踏まえつつ、物語として魅力的に成立している。本当に上手いと感服!
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家定と正弘の別れの場面は涙なしには読めない。物語がいよいよ佳境に入ってきたけれど、どう決着するのか楽しみだな。
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阿部正弘と家定が最後に会うシーンは悲しかった。我らが徳川慶喜(実家が水戸に近いので)はなんだかちょー嫌な奴でした。次巻が楽しみ。
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胤篤が家定に輿入れするところから。
政治的駆け引きが目まぐるしく、セリフが長いですが今回はついていけました!
巻頭の家系図がとても役立ちます。
胤篤と家定が賢くて、お互い支え合って生きていける仲になって素敵でした。
阿部伊勢守が亡くなるところは本当に口惜しい感じが伝わってきて、泣けました。
優秀な人が早逝してしまい残念ですが、このストレス満載な環境では仕方なかったのかも。。
また続きが楽しみです! -
ついに篤姫こと胤篤の登場。
家定と胤篤の二人の関係が素敵すぎて、歴史に疎くてもそれだけでも読む価値がありました。
続きは2018年の冬…待ちきれません。 -
早く続きがよみたいなあ、
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いよいよ一橋慶喜も登場して、ラストも見えてきた感じだけど、帯にもある通り歴史には意外なほど忠実なこの漫画、問題は逆転した男女をどうするのか?
赤面疱瘡が解決し、二代男子の将軍が出たことで男も強気になってきたし外圧もある。でも、このまま男尊女卑になって現代まで繋がってしまうのもつまんないかな。
でも、この話は女尊男卑のような世界に見えて、女将軍はかなり辛い生き方してきたからなぁ。このままが良いとも言えない。家定も読んでいた没日録から学んだ将軍の一生は悲しいものばかりと語っていた。
竹千代の時代から家康の身がわりとして使えた阿部家当主・正弘。彼女は己の運命に納得して去っていくが、残された家定が荒れるのはよくわかる。それを慰める御台所の言葉が良かった。
「人は悲しいにせよ、楽しいにせよ、己の来し方をひとつの物語に編んだ時、どこか心が安らぐものでございます」
胤篤は家定の物語を誰よりも輝くものにしようと決意したようで、この二人は幸せになって欲しいと思わせられたが、幕末に向けて物語はどんどん不穏な方向へ行っちゃうな(´・ω・`) -
13代家定、伊勢守こと阿部正弘、瀧山。この三名の賑やかで和やかな時間に癒されつつ、後の天璋院こと胤篤が華やかに登場します。
志半ばでこの世を去る悔しさを滲ませつつ、家定への忠心を語る阿部正弘の最期の場面には涙が止まりませんでした。
この先の不穏な展開を史実としては分かっていたとしても、よしなが先生がこの男女逆転劇にどう幕を下ろしてくれるのか…!次巻も楽しみでなりません。 -
紆余曲折があっても
家定と胤篤(篤姫)が
心から結ばれたことが
とても 嬉しい
大奥の中で 繰り返しかかれる
将軍としての孤独
身を寄せ合い 愛し合う二人の
未来が 明るいものではないことが
余計に まぶしく見えるのかもしれません