本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592146254
感想・レビュー・書評
-
いいフリしてても人間裏で何を隠してるかわからないね
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サバイバル漫画。狩猟の雰囲気がスゴいね。引込まれた。実体を伴った食物連鎖を感じた。食事において感謝とか祈りはいらなくて、知る事が必要なんだよ。命を奪うリアルな手触りを。だから生きるているだけで幸せなはずなのに、それを感じる事が出来ないんだよ人間は。
-
ウィリアム・ゴールディングの「蝿の王」か、ジュール・ヴェルヌの「十五少年漂流記」か。
いずれにしても、19世紀以前に流行したらしい「孤島漂着もの」の現代版ではあるが、「ホーリーランド」の作者の手によるだけはあり、より深く人間の弱さ・汚さに踏み込んでいる。
漂着者が自殺志願の若者と犯罪者という設定なこともあり、物語冒頭から死とセックスについての描写はあったが、今巻では、ついにカニバリズムまで踏み込んだ。
次巻が非常に楽しみな作品。