自殺島 5 (ジェッツコミックス)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 454
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592146254

感想・レビュー・書評

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  • いいフリしてても人間裏で何を隠してるかわからないね

  •  サバイバル漫画。狩猟の雰囲気がスゴいね。引込まれた。実体を伴った食物連鎖を感じた。食事において感謝とか祈りはいらなくて、知る事が必要なんだよ。命を奪うリアルな手触りを。だから生きるているだけで幸せなはずなのに、それを感じる事が出来ないんだよ人間は。

  • ウィリアム・ゴールディングの「蝿の王」か、ジュール・ヴェルヌの「十五少年漂流記」か。
    いずれにしても、19世紀以前に流行したらしい「孤島漂着もの」の現代版ではあるが、「ホーリーランド」の作者の手によるだけはあり、より深く人間の弱さ・汚さに踏み込んでいる。

    漂着者が自殺志願の若者と犯罪者という設定なこともあり、物語冒頭から死とセックスについての描写はあったが、今巻では、ついにカニバリズムまで踏み込んだ。

    次巻が非常に楽しみな作品。

著者プロフィール

東京都出身。代表作に『ホーリーランド』『自殺島』『デストロイ アンド レボリューション』など。

「2023年 『創世のタイガ(11)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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