描かないマンガ家 (1) (ジェッツコミックス)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 220
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592147510

感想・レビュー・書評

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  • 「描かないマンガ家」である自称マンガ家(専門学校の漫画家養成コースに通う26歳)の主人公はいわゆる、クリエイターを気取って、自分は人と違うと思いこんでいるが、行動を起こさないタイプ。
    実力はないのに、自尊心が強く、意味もなく前向きで口ばかり達者、能力のある人間を妬み、人を見下す。
    最低人間の典型。
    だが、逆にそのステレオタイプなダメ人間っぽさがこのマンガの面白さかと。
    人を選ぶマンガだと思うが、いわゆる「あるあるネタ」みたいに、こんなやついるわー、自分もそうだわー、程度に軽い気持ちで楽しむのが良いかもしれない。

    ちなみに、絵にあまり特徴がなく、キャラの表情など、どこか(ほかのマンガなど)で見たな?って思うような場面が多く、その点は気になった。

  •  オススメされたので購入。なるほどおもろいです。自分は描いた試しがないからこういう立場にはならなかったが、きっと描いてたこうなってただろうなぁ・・・
     本編の内容は、とことんクズな主人公ながらどこか憎めてイラッとしまくりだがツッコミ役の女性陣がいるおかげで中和されていいバランスだなと思いました。ナガちゃんがいいキャラしていて好き

  • ギャグマンガ(?)なのに、ただ笑いながら読むことは出来ず……
    口だけは立派で具体的な行動を何一つしない主人公を見ていると、身につまされること多々。まさに「名言・名台詞は何を言うかより誰が言うかだ」という感じ。うむむ。
    創作物を「作る人」と「作ろうとしているだけの人」の差は凄いものがありますねえ。

  • 勇気がなく、一歩も踏み出せない自称漫画家が、漫画を書くようになるまでの長ーい言い訳物語

  • 何だか、痛い。
    心が折れそうになる。

  • 電子書籍にての読了。面白いなと感じました。主人公は漫画専門学校に通いながらにして漫画はおろかネームをも描かないクソ野郎で、周りの人間を馬鹿にしては、自分はやろうと思えば出来る人間だと信じて疑わない読者としてもあまり好感は持てないキャラクター、しかし、言っていることがとても的を得ていて他の人物達に多大な影響を与えていく彼の力は半端なく凄いなと感じました。果たして刃先生が漫画を描くことはあるのだろうか?とても気になります。

  • こーゆー人いるなーと思う。
    マンガ家に限らず、実は自分は出きるけどやらないだけなんだー!みたいな。
    やってみてから言わないといけないよね。

    と、これを読んで自分も振り返れます。

  • わかるwいる!いた!wでもこんな主人公も必要なんじゃないかと思うのであります(*´∀`*)その姿を見て凄く頑張る人がいるだろうから!w

  • 主人公にイライラしますが、脇役陣が素敵でつい読み続けてしまいます。

    バクマン。も面白かったけれど、違う角度から漫画家の様子が見られて楽しい。

    追記
    2014.12 7巻 完結

    6巻までは主人公がとにかく情けなくて、脇役の魅力だけで読んでいましたが、最終巻でガラリと展開が変わります。

    やっと主人公を好きになれた…。

    最終巻は☆4つ。

  • イラっとくるけどうるっとくる。愛すべきアホ。

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