曲がり角のボクら (花とゆめCOMICSスペシャル)

著者 : 中村明日美子

• 白泉社 (2009年2月5日発売)

感想・レビュー・書評

[Amyさんの感想 · 2011年8月4日]

ふと無性に明日美子さんの漫画が読みたくなって、
行くつもりもなかったのに本屋さんにふらふらっと吸い込まれるように立ち寄って買ってしまった。

ページを開くと、こぼれだす淡い断片。
純真なくせにちょっぴり邪なさまざまな想い。

カーテンにくるまって友達と内緒話をした休み時間。
ただ好きだ、というだけで毎日が輝いてみえたそんなあの頃。

想い出して、恥ずかしくなったり、懐かしくなったり。
曲がり角を今、通り過ぎようとしている彼らが少し羨ましかったり。

[gssyさんの感想 · 2019年5月23日]

初めて読んでみました。噂通り、普通の少女マンガでした。でも、ちゃんと良かったです。今までちょっと敬遠してたんだけど、他の作品も読んでみる気になりました。

[Rさんの感想 · 2014年6月13日]

やっぱり明日美子さんが描く絵と物語は大好きだ！

[chiemimiさんの感想 · 2013年6月15日]

どの話もよかった。
ほんと人がみんな魅力的。

2013.6.1読了

[すぴとさんの感想 · 2013年4月7日]

今更登録シリーズ
曲がり角のボクらのガムテんとこ

[morinuさんの感想 · 2013年2月11日]

変に生々し過ぎず、かと言ってふわふわきゅるるんの少女漫画の世界という訳でもなく、でもしっかり恋愛模様でした。そのちょうどよいリアルさが心地よかったです。

吸血鬼と男のひとだったり、幼稚園の先生に嫉妬しちゃうお父さんだったり、考えたことのない人間関係が色々あって面白かったです。

以前は、明日美子さん作品は合わないみたいだわ、と思っていたのに、久しぶりに読んでみたら、あら好きかも、になっていて。時の流れと共に少しずつあたしも変化しているのだなあ。うれしい。

[yamaitsuさんの感想 · 2012年11月6日]

一般少女マンガ誌からのコミックスとしては２冊目ですね。エログロマニアック路線では知られた人だっただけに、わざわざ投稿してまで新人として白泉社デビューしたかったのには、きっと色々事情があるのだろうなとは思いますが、いまだに意外の念を拭えません。とはいえ、ホントに上手い人はどのジャンルでも確実に面白いので、これもとても楽しく読みました。少女マンガとはいえ、やたらとヒロインの友人がレズビアンだったりするのはやっぱりこの人ならでは（笑）。

「阿部くんと黒羽さん」「となりの吸血鬼」「みんなきらきら」「さくらふぶきに咲く背中」「曲がり角のボクら」「よろめきのボクら」

[マリナ11号さんの感想 · 2012年4月2日]

BL？やらGLでびっくりしました。近藤ちゃんが可愛い

[GESSさんの感想 · 2012年3月31日]

吸血鬼のお話がよい

[隼さんの感想 · 2012年1月5日]

K-BOOKS　336円

短編集。どの話も好き嫌いありそうだったけど
俺はどれも面白かった。

著者プロフィール

二〇〇〇年に「コーヒー砂糖いり恋する窓辺」でデビュー。爽やかな青春物語からボーイズラブ、官能的な物語まで、多岐にわたる世界観で読者を魅了する。著書に『同級生』シリーズ、『薫りの継承』『あの日、制服で』などがある。

「2021年 『谷崎マンガ 変態アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」