スピカ 〜羽海野チカ初期短編集〜 (花とゆめCOMICSスペシャル)
- 白泉社 (2011年7月20日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (104ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592192329
感想・レビュー・書評
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「3月のライオン」つながりで読んでみた。
原点を感じさせる初期作品でありました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
切ない感じ。
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「森山中教習所」の次に読んだもんだから、「ああ、これよ!マンガってこうよ!」と、ホームグラウンドに帰ってきたような気がした。表題作の「スピカ」が少女マンガらしくてとてもいい。BL系の「夕陽キャンディ」も良かったなー。
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どれも絵も話も可愛くて、羽海野先生の原点なんだなあ、って感じ。でもやっぱり羽海野先生の良さは長編での人間ドラマにある!と思う。つまり、短編だとホント短すぎて十分に描ききれなくなっちゃうから、勿体ない。
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かわいい短編がぎゅっとつまった一冊
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『ハチミツとクローバー』の羽海野チカの、初期短編集。
“羽海野チカがデビュー当初、各誌に描いた珠玉の短編をついに集約して一冊に…。少年探偵・バレエ・ショートストーリー・エッセイなど様々なジャンルを集めた短編集!”
◇冬のキリン
◇スピカ
◇ミドリの子犬
◇はなのゆりかご
◇夕陽キャンディー
◇イノセンスを待ちながら
筆者独特の、ほんわかするけどちょっと切ない気持ちになる、絵本のような短編作品が収録されています。まさに羽海野ワールド。初期作品といっても、どれも完成度高いです。
特に、表題作の『スピカ』と『冬のキリン』、『はなのゆりかご』が好き。ちょっとBLの雰囲気が入った『夕陽キャンディー』もよかったです。ラストのエッセイ風コミック『イノセンスを待ちながら』からは、押井守作品に対する作者のオタクぶりがうかがえます。
最後のページに小さな文字の直筆で、『この単行本の印税は全て東日本大震災により被災された方々と、被災地の復興のためへの義援金とさせていただきます』と。
なので、価格もリーズナブルだし、新本での購読をオススメします。
もっと読みたいという気持ちを込めて、☆☆☆☆☆寄りの☆☆☆☆。 -
童話風なストーリーがいい。テーマも、真っ直ぐで読んでいて気持ちがいいです。
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羽海野チカさんの短編集
羽海野さんの漫画には心が動かされます✻