夏目友人帳 13 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社
4.27
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本棚登録 : 2956
感想 : 164
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592193630

作品紹介・あらすじ

ある日、祓い屋一門の当主・的場からの手紙を受け取った夏目。ところが、読む前にそれを無くしてしまう。内容がわからず不安を覚える中、的場本人が現れた! 彼の目的とは──!? 夏目と友人・西村&北本の出会いや交流を描いた特別編2話も収録。あやかし契約奇談第13巻!! 2012年1月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 同じ出来事を
    語り手を変えて
    視点を変えて
    おかげで
    少しだけ語り手のことがわかるようにかる
    よかったねと思えるような出会い
    ここが始まり
    ここから始まった
    知られないように
    知らなくても良いように
    知らなくても
    見えなくてもある世界
    見えるから始まるのではなく
    あいつと
    一緒にいることから始まる物語

  • 的場さん再び…!
    あとは、夏目×西村、夏目×北本の出会い編収録。

    夏目は、西村の世話焼きなところに救われることもあるんでしょうね。
    ってか、お調子者のようでいて、西村も色々と家庭環境複雑なのね。

    北本と夏目は意外とまだ付き合い浅かったんだねぇ。
    でもミーハーの西村と比べると、夏目にとっては北本の方が通じる部分が多いのかなと。
    北本の家も結構大変な家庭だったのね。普段そんなことおくびにも出さないけれど。
    今巻で北本の好感度爆上がりだったw

  • 2021.5.29 再読

  • 夏目読み返し13巻。
    的場さんが夏目を脅して、的場家に敵対する妖払いを追い払う「連鎖の陰」と、西村・北本それぞれと夏目が仲良くなっていく特別編2本の構成でした。
    的場さんの長い手紙、ちょっと読んでみたかったんだけど、誰も読まずに、名取さんが破ってしまいました。
    西村・北本と夏目は、読んでみるとなんか、時系列が少々おかしいような気もしますがまぁ、そこは愛嬌かな。
    妖とのつながりの話よりはほろり要素というよりは、人間ドラマの方に重きが置かれていて、ちょっと私的には読みごたえが薄い巻だったといえる気がします。

  • 第52話●連鎖の陰
    第53話●同
    第54話●同
    特別編10 西村と夏目
    特別編11 北本と夏目

  • 祓い屋にも巻き込まれるようになり、危険が身近でかつエスカレートしてきている。
    能力を持つ者は、勇気も併せ持たないと心が負けてしまうと思う。

  • 夏目友人帳 13 (花とゆめCOMICS)

  • 前半は名取と的場の関わるガッツリした妖の物語、後半は今のところに引っ越してきた当初の西村や北本の話。

    夏目に対して自分の利益だけを求めて関わっているように見える的場が、実はそれだけでは無い思いを持っているというのがなんとなく伺える話。語られず、伝わったような、伝わらなかったような、繊細な心の機微の表現はこの物語の真骨頂だな。

    後半は自分と周りとの間にガリガリと線を引き、そこを超えられなかった不器用さ全開の頃の夏目の話。そんな夏目と些細なきっかけで関わりの出来て行く西村と北本の背景も絡めた物語。なんだかんだでこの物語の人物はみんないいやつばかりだな。それぞれにそれぞれの悩みがあり、それを通じでなんとなく夏目のことを理解していき、そして時分の悩みに答えを見出して行く。男の子の友情物語として珠玉の出来でした。

  • 的場一門の別邸に誘き出されて、まんまと妖退治の手伝いをさせられる夏目。悪いオトナに見込まれて、苦労が絶えないねえ…ま、単純に「悪」って言うなら、全面的に拒否することもできるんだろうけど、ことはそんなに単純じゃないから厄介ですよな。特別編は、西村と北本、それぞれとの、まだぎこちなかった付き合い。初対面の印象が殊の外大事な場合と、そこから積み上げていくいろいろが大事な場合ってありますよな。夏目の場合、大抵が後者なんじゃないかな、と。第一印象、大抵あんま良くないだろうし。妖絡みでやむなしなケースが多いからだが。

  • 名取、的場、そして同級生たちとの関わりに重きを置いた内容。
    友だちになった同級生たちの心の揺らぎが良い。
    良い友情を得て、良かったね、夏目(^^♪
    名取さん、的場さんとは、今後も難しい付き合いになりそうな予感。

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著者プロフィール

漫画家。熊本県出身・在住。血液型はB型。1998年、第18回LMGフレッシュデビュー賞を受賞した「珈琲ひらり」(『LaLa DX』(白泉社)11月号掲載)でデビュー。2000年、「あかく咲く声」で第25回白泉社アテナ新人大賞デビュー優秀者賞を受賞。

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