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- / ISBN・EAN: 9784592194354
作品紹介・あらすじ
激戦の会津で、命を燃やす斎藤一。一方、北に新天地を目指す土方歳三。2人の間に交わされた熱き想いとは!? 『北走新選組』『凍鉄の花』に続く新選組シリーズ第3弾!! 2013年9月刊。
感想・レビュー・書評
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菅野さんの新選組シリーズ第三段。斉藤さんのお話です。
新選組も北上の時期になると内部でごちゃごちゃし始めて難しいなあと思っていたのですが、これを読んでなるほど…と勉強になりました。
もう少し幕末あたり勉強しないと幕末好きとは名乗れないな…
自分の誠を求めて生きる姿はカッコイイ。そして土方さんもイケメン。
しかし、集団の心理は怖い。会津の人たちの心意気は感心する反面、自ら命を絶つ必要はないのに、って何かにとり憑かれるように命を懸けている姿が異常だと思った。
幕末それ自体が異常な時期だったのかもしれないけれど、それがすごく伝わってくる。 -
この方の新選組関連3作を読み。絵柄もエピソードの入れ方もザ・少女漫画なんだけど、作者の新選組愛がすごい。
で、この斎藤一も良かったです…特に顔(そこか)
しかし、このうっすらBL風味は何なのか? 新選組系あるあるなのか?
ともかく、話はけっこう事前知識ないとわかんない感じだけど、これをきっかけにググったりして、会津戦争とかに詳しくなる、という。一石二鳥(?)
会津藩とのつながりとか、結婚エピソードとか、謎の多い斎藤一だからこそ創作できる話なんだろうなー。創作意欲をかきたてるというか。 -
新撰組の斎藤一の生涯を描いた作品。泣けた。しかし乙男の「男らしさ」価値観の元は新撰組にあったんだな、と解る。
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斎藤一を主人公として描かれる新撰組のお話です(*´∀`*)ただ真っ直ぐ誠を貫いた男達。アツイ!土方さんと斎藤さんの会津での別れのシーン…。仲たがいではなく、それぞれの道へと歩むための別れ。このシーンが好きです(ノω`*)斎藤さんが、心折れそうになる土方さんを奮い立たせるシーンも良かった(*´∀`*)菅野先生が描かれる土方さんの絵は、鬼の鋭さ・儚さ(近藤さんが居なくなってから)があってかなり切なくなるのでタオルのご準備を★2017.7.3.読了。
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斎藤メイン。斎藤ー土方の関係性と絆に重点を。あと、斎藤さんと会津の関係。
なぜ斎藤は会津に残り土方は北上したのか、についても納得できる描き方だった。
2013年だから、題材を選ぶ時に「八重の桜」を意識した部分もあるのかな。
大河もだけど、斎藤さんと時尾さんのカップル好き(*^_^*)
個人的にも斎藤さんは「土方さんにとっての懐刀」というイメージが強かったからそういう描き方で嬉しかった。江戸以来の仲間にはさせたくない汚れ仕事も頼める存在。
しかし、会津戦争のはいつ見ても辛いです…