- Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592194866
感想・レビュー・書評
-
これまでどういう存在か謎だった百地瑠奈に出番が回ってきたことで華房雅の実像がほんの少しだけ見えた気がするんだけど、それによって増々雅の狙いがよく判らなくなってしまったようにも思う
雅は問題を抱えた生徒を風紀部との争いの中で救おうとしたのか、それとも恩を売れそうな相手を囲いたかったのか、どちらだろう?
そして何よりもこの巻で衝撃的な点は遂に動き出した由井の策謀。前の巻で真冬達と仲良く遊ぶ光景が描かれていたのだから、彼の中でやまびこの術をする気が失せているのではないかと期待していたんだけど、そんな事は無かったか
というか、一瞬にして風紀部を崩壊寸前まで追い込むその手管は恐ろしい。真冬と早坂は脅迫状を受け取りつつも一応部に残ったわけだけど、それだって退部届の偽造によって後少しで危うかったわけだからなぁ
真冬たちの事などもう何とも思っていないかのような表情でそれらを完遂した由井。けれども、お腹が痛いと訴える彼の内心はどうなっているのだろう?
もう一つ気になる点は早坂の実情か。由井から脅しの手紙が届いても「そんな物はなかった」としらばっくれ、未だにフルネームを隠し続けている
第一巻から真冬と仲良くなり、多くの事件に対し共に立ち向かった早坂が何を隠しているのかそろそろ明かして欲しい所
巻末では人気投票結果が発表。こういった作品のキャラクター人気投票で主人公が一位を獲得するって珍しいような…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小鞠ちゃん面白いキャラだなあ。
-
今回はあまりぱっとしなかったような・・・。早坂くんの真実に早くたどり着きたい。